有志の会 吉良州司の質問。吉良州司は、「企業業績の好調と生活者の物価高にある生活苦のギャップがどこから来ているのか、総理の見解をうかがいたい」と質問。高市首相は、「経常利益や配当は伸びた一方で賃金が伸びていない。長年のデフレでコストカットを行ってきた結果、収益の増加に比して賃金や成長のための投資が抑制されてきたことにある。企業が過度に現預金を保有するのではなく設備や人への投資などに効果的に活用するのが重要と考えている」と回答。吉良州司は、「低金利のもとで強い経済を実現できるとお考えか、企業の高い収益に比べて生活者が物価高で苦しんでいるギャップに対する私の考え方に対する見解も合わせて答弁を求めたい」と質問。高市首相は、「企業の高い収益に対し生活者が苦しんでいる点についてはコーポレートガバナンス改革を進めて研究開発・設備投資・人への投資の方向にもっていきたい。為替や金利について私の口からこの場で発言することはお許しいただきたい、日銀にはコストプッシュでなく賃金上昇を伴った2%の物価安定目標の持続的・安定的な実現に向けて適切な金融政策運営を行うことを期待している。私が目指しているのは立地競争力を強くすること、為替変動にも強い経済構造を作っていきたい。できる限り自給率を上げていきたいというのが私の方向性」と回答。吉良州司は、「企業と生活者どちらも大切なのはもちろんだがあえて生活者を大事にする経済に切り替えてほしいがどうか」と質問。高市首相は、「この度の補正予算でも生活の安全保障として生活者を守るための補正予算や物価高対策も講じている。また輸入企業・輸出企業で働く人もまた生活者なので生活者を守ることが最も重視すべきことだと思う」と回答した。
