過去に治療した虫歯が再発する「大人の虫歯」が増加している。50代以上に多くみられ、気付かないうちに進行しているという。37年前の平成元年に始まった「8020運動」。「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という取り組み。運動が始まったころ、達成者率は10.9%だった。厚生労働省と日本歯科医師会が中心となり、国をあげて進めてきた結果、いま達成者率は61.5%にまで伸びている。様々な歯科グッズが増え、歯への意識も高まってきた近年、厚労省の調査によると、子どもや若い世代では虫歯になる人は年々減少している。しかし、55歳以上では反対に虫歯が増えている。都内の歯科医院でも50代以上の虫歯が増えているという。60代の患者は詰め物をしていた奥歯の下に虫歯が見つかった。特に多いのが過去に治療した虫歯の再発。
