カビは耳の中に繁殖してしまうことがあるという。イヤホンで耳の中がみ北状態となり、この時期は高温であり汗で多湿になることが背景にある。耳のカビは外耳道真菌症と呼ばれ痛みやかゆみ、耳づまり感などがあるが、最悪難聴を引き起こす恐れがあるという。望月優一郎院長に話を伺うと、通年であれば50人に1人ほどだが、夏は20人に1人ほどまで増えるという。この病は自分で耳に薬を入れるのも難しいことから週に2~3回通院をして耳の洗浄と薬を塗る必要があり、2週間ほど時間がかかってしまうという。対策としては1時間に10分ほどイヤホンを外して換気することや骨伝導イヤホンを使うことが望ましいという。また、専門家の浜田信夫氏によると、スニーカーに比べて革靴はカビの繁殖が25倍にもなるといい、特につま先部分は注意が必要であり、乾燥させることが大切となる。