最終盤を迎えている国会では、「副首都法案」の成立を目指す与党側とこれを批判する野党の間で攻防が続いている。仮にあすの委員会で採決が行われ可決された場合舞台は本会議に移るが、ここでもギリギリの状況。参議院の定数は248で、投票をしない議長と議員辞職した山本太郎氏をのぞくと総数は246になり、法案の可決に必要な過半数は124となる。自民会派は101人、維新会派が19人で足しても120とあと4議席足りない。そこに衆議院では副首都法案に賛成したみらいが賛成に回ったとしても、あと2議席不足する。注目される無所属の4議員に対し、与党側と野党側がともに陣営に賛同してもらうよう働きかけを続けている模様。参院で否決された場合も再び衆議院で3分の2の賛成で再可決ができるが、これまでに強引な国会運営などと批判されてきた高市政権だけに、「再可決」となればさらなる批判も予想される。大越健介は「与党は拙速と言われても仕方ない。国民民主党が『法案の精度が低すぎる』と突っぱねて反対に回ったことも、今後に影響を残しそう」などと語った。
