第74代横綱に昇進した25歳の豊昇龍が、きのう初めての奉納土俵入りに臨んだ。東京・明治神宮に集まったファンは3500人。その中にいたのは、幕内優勝25回第68代横綱・朝青龍44歳。おいに当たる豊昇龍の奉納土俵入りを見守るため緊急来日。その人気ぶりは健在。ファンサービスをする姿もあった。くしくも朝青龍が横綱として奉納土俵入りしたのは、22年前のこの日、1月31日。叔父と同じ、右手だけを上げる雲龍型を堂々と披露した。おいの雄姿を見届けた朝青龍は、「横綱になったら2桁(優勝)でしょうね。((優勝)25回に近づけますかね?)やってみろっていう感じ。超えてみろ」とらしさ全開の言葉で豊昇龍にエールを送った。豊昇龍は「緊張した。同じ日にできて良かった。しっかり自分らしい姿を見せていきたい」とコメント。