朝鮮労働党機関紙「労働新聞」はきのうまでの2日間で最高人民会議が開催されたと伝えた金正恩総書記の出席は伝えられていない。会議では憲法の一部を改正したほか軽工業や外国との貿易に関する法律などを採択されたとしている。前回の会議で金正恩総書記は韓国を「第1の敵対国」と憲法に明記するよう指示していたが、こうした改正が行われたかどうかは不明。一方北朝鮮は韓国との間を徹底的に分離する措置として韓国とつながる北朝鮮側の道路・鉄道を遮断し防御用の構造物で要塞化する工事をきょうから行うと発表した。接する一帯で戦争の危機が日々高まっているとした上で「第1の敵対国」韓国との国境を永久に遮断して封鎖することは戦争の抑止と国を守る自衛的措置だと主張している。