福島市ではゴミ出しのルール違反が深刻化している。それに対抗するため新たな条例を制定する方針を発表した。福島市によると、悪質なルール違反があったゴミはシールを貼って警告。改善しない場合は開封し、個人・店を特定して注意するが、それでも改善しなければ氏名・事業所名などを公表するという。開封についてはプライバシーへの配慮のため閉鎖された環境で指定された職員のみが確認するとのこと。千葉市では2011年から開封調査を始めている。分別されていないゴミは警告文が貼られて注意喚起。それでも改善しない場合は開封される。またルール違反が続くと2000円の支払いを求められるケースもある。こうした対策を始めてから焼却するゴミの量が3分の1になるなど成果も出ているが、警告文が貼られたゴミが放置されている様子もみられた。