徳島・徳島市は吉野川と眉山を中心に発展した山にも海にもアクセスしやすい町。37歳の柴田勇作さんは2022年に東京都から移住し、洋菓子店をしている。柴田さんの代表作は柚子を使ったスイーツ。今年開かれたパティスリー世界大会で日本代表メンバーとして世界一獲得に貢献し、世界トップパティシエのセドリック・グロレも絶賛した。柴田さんがチョコレートと柚子をかけあわせてスイーツ作りに挑戦し頭を悩ませていた時、知人から木頭ゆずを教わった。素材の持つ力強さに驚き、産地の徳島に頻繁に足を運び生産者と交流を重ねた。パティシエとして本当に表現したいことを見つけ、新たなスタートを切るため移住を決めた。大目標は徳島の地方創生や地域活性で、そこに自身がお菓子を作る意味やゆずを使う意味を見出した。今年は雨が少なくゆずがこぶりな出来。素材を通して作り手と食べる人とのコミュニケーションをできたらと柴田さんは考えている。
移住して1年半、柴田さんは素材を通したコミュニケーションを実現するため、新たな拠点を徳島市内に作ることを決めた。再開発地区で、使われなくなった倉庫をスイーツラボとして利用する予定。広さ80坪。柴田さんはここを徳島の特産品を使ったスイーツの研究所とショップにしようと考えている。この構想に賛同してくれたのが岡部恭子さん。岡部さんはこの倉庫街の再開発を20年前に始めた。柴田さんはゆずに続く地産地消のスイーツを作り始めた。
移住して1年半、柴田さんは素材を通したコミュニケーションを実現するため、新たな拠点を徳島市内に作ることを決めた。再開発地区で、使われなくなった倉庫をスイーツラボとして利用する予定。広さ80坪。柴田さんはここを徳島の特産品を使ったスイーツの研究所とショップにしようと考えている。この構想に賛同してくれたのが岡部恭子さん。岡部さんはこの倉庫街の再開発を20年前に始めた。柴田さんはゆずに続く地産地消のスイーツを作り始めた。