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「本多一夫さん」 のテレビ露出情報

シモキタ(東京・下北沢)に世界から熱い視線が注がれている。ある調査では世界で最もクールな街の上位にランクインしている。サブカルの街・シモキタは今、大規模な再開発で超絶進化中。今回はそんなシモキタについて特集する。
シモキタには小田急線と京王井の頭線という2つの私鉄が通り、渋谷や新宿も近くて便利な街。下北沢とは北沢・代沢・代田エリアの総称。原点は戦後の闇市。奇跡的に空襲を免れたことで戦前の狭い路地が残され、ごちゃごちゃした街を形成している。闇市の後は、食品市場や生地・洋裁店、衣料品店などができていき、ファッション文化を発信するようになった。1975年に出来たライブハウス「下北沢ロフト」によって、シモキタにフォークソングやロック文化が広まっていった。山下達郎や中島みゆきも下北沢ロフトで腕を磨いた。1979年、野外フェス「下北沢音楽祭」が開催され、シモキタはミュージシャンの集う音楽の街となっていった。下北沢在住の曽我部恵一さんは、バラバラの文化が小さいところにまとまっていることがシモキタの魅力だと語る。1980年代に入ると、シモキタは演劇文化を発信するようになる。その立役者となったのが本多一夫。役者に活躍の場を提供してあげたいと考えていた本多一夫は、シモキタに「本多劇場」を作った。俳優の六角精児はシモキタの魅力として「アンダーグラウンド」であることを挙げた。シモキタは他に類を見ない文化が混じり合う街へとなっていった。
シモキタの文化を産み出してきた「ごちゃごちゃさ」が失われるピンチが訪れたことがある。2003年、小田急線の地下化が決定したが、それと同時に東京都はシモキタの街を貫く幅26mの道路の建設を決定した。これに反対した住民たちが反対運動を始めた。2016年3月、裁判所が和解勧告を提案した。道路建設計画の見直しが決まり、東京都とシモキタ住民は和解した。2013年、小田急線の地下移設工事が完了した。これにより、下北沢駅周辺に全長1.7mの線路跡地が誕生した。シモキタ住民・世田谷区・小田急電鉄が、跡地の利用方法と街づくりについて繰り返し議論した。結果、再開発では「行ってみたいと思えること」、「シモキタらしさ」などが重視されることとなった。シモキタは世界で最もクールな街トップ10にランクインするようになった。世界にはシモキタ以外にもスペインのサン・セバスチャン(人口に占めるミシュランガイドの星つきレストランの割合が世界一)、フィンランドのヘルシンキ(次世代の交通サービスが展開されるスマートシティ)などの個性的な街がある。シモキタについて言えることは、暮らしている人たちが街を良くしたいと思い、オープンに議論を交わさなければ今の姿にはならなかったということ。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年7月6日放送 21:00 - 21:54 テレビ東京
出没!アド街ック天国昭和の下北沢 BEST10
鈴なり横丁はのザ・スズナリはアパートだった2階部分を改装した演劇専用劇場で鴻上尚史は第三舞台を何度も公演していたと紹介。鴻上尚史はあの空間に何人入ったかという記録が塗り替えられていくのが1つの話題だった等とは話す。

2024年6月9日放送 0:10 - 0:40 NHK総合
レギュラー番組への道(レギュラー番組への道)
斎藤工は小学生時代、通学のため小田急線を利用していたという。南新宿駅は同線の全70駅中、1日の平均乗降者数が最も少ない。参宮橋駅は明治神宮へつながる参道の1つの最寄駅となっている。かつて、郊外からの参拝者に向けた臨時列車が運行。2001年、その後継としてニューイヤーエクスプレス号が誕生したが、コロナ禍以降、終夜運転が取りやめとなった。現在、参宮橋駅には停車し[…続きを読む]

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