渡辺篤史が東京都杉並区の松田邸を訪れた。ご主人の松田益義さんは自然科学者で1階は会社の事務所になっている。外壁はガルバリウム。玄関ホールは広々としていて、ほぼ段差がなかった。手すりがあり、軽く腰掛けることができるベンチもあった。書家だという松田さんの母が書いた書が飾ってあった。玄関横のスペースは納戸として使っていて、スーツケースや備蓄の水が置いてあった。階段の壁はメッシュ。壁と同じ強度がありながら、光&風を通すという。上から明るい光が降り注ぐ。2階は大きなワンルームでLDKは21畳大の広さ。天井はご主人が開発した可動式ルーバー。室温が一定になるよう自動で制御する。地中熱も利用して年間室温を安定させているという。南側の窓は木製サッシ。リビング横は夫妻共用の5.5畳大の書斎。キッチンは作業しやすいカウンター型。この日のランチはパスタ&サラダだった。