体操男子の団体、個人総合鉄棒で金メダル、平行棒で銅メダル、4つのメダルを獲得した岡慎之助選手。偉業達成の裏には専属の栄養士が作る真心のこもったメダルめしがあった。訪ねたのは神奈川県の鎌倉。岡選手が所属する徳洲会体操クラブ。ここでは岡選手や同じく団体で金メダルを獲得した杉野選手など12人が切磋琢磨している。監督は米田功さん。20年前のアテネオリンピック、キャプテンとしてチームを引っ張り金メダルを獲得した。米田監督と岡選手の出会いは5年前。岡選手が15歳のとき。ちゅう房に立っていたのは栄養士の加藤美里さん。4年前から選手たちを食事でサポートしている。この日作っていたのはガーリックきんぴら。体重をコントロールするため選手一人一人の運動量に応じてごはんの量を細かく決めている。岡は2年前、全治1年の大けが。そんな試練を乗り越えられたのも加藤さんの支えがあったから。