- 出演者
- 木原実 陣内貴美子 森圭介 桐谷美玲 山崎誠 刈川くるみ
オープニング映像。
岸田総理大臣がきょう、来月の自民党の総裁選挙に立候補しない意向を表明した。国会記者会館から中継。理由については「裏金事件を踏まえ組織の長として責任を取ることにいささかの躊躇もない」と語った。事実上出馬表明をしている石破元幹事長は、出馬に向けた推薦人確保を急ぐ考えを示した。立憲民主党の泉代表は批判している。岸田総理が不出馬を表明したことで、立候補者が増えることも予想される。総理の会見の後、衆議院の赤坂宿舎では議員を乗せた車の出入りが見られている。ポスト岸田に名前が上がっていた茂木幹事長や河野デジタル大臣らが今後関係議員らとの協議を加速化させるとみられる。来週20日には総裁選の日程が決まる。
岸田総理の不出馬が伝わった直後、日経平均株価は一時500円以上下落した。外国為替市場でも不出馬が伝わった直後は円相場が1円近く円高が進んだ。企業の経営者らからは賃上げを通じたデフレ脱却への取り組みやAIなどで電力需要が増える中、安定供給に向けた取り組みなど経済政策について「やることはやった」と評価する声も出ている。一方で経済官庁の幹部からは「電気・ガスの補助金を再開したときは再選しようと思っていたのだろう。ただ、防衛増税など振り回したあげく、何の落とし前もつけず辞めるのかという思いはある」と苦言も出ている。次の総理総裁について経済界の重鎮は「全く霧の中、団子レースじゃないか」と話している。ただ、経済官庁の幹部からは「誰が総理になっても秋に経済対策を打つという基本路線は変わらないと思う」との見方も出ている。
岸田首相が自民党総裁選への不出馬を表明したことを受けて、拉致被害者家族会の代表で横田めぐみさんの弟である横田拓也さんは「深刻な人権問題解決のための水面下の交渉がリセットとなることは残された家族がさらにつらい時間を過ごしていくことになり残念。拉致問題は国内外、与野党関係なく、人として許される問題ではない。次にどなたが総裁になっても強気気持ちで必ず解決してもらいたい」とコメントを出している。岸田総理はこれまで拉致問題解決には金正恩総書記とのトップ同士の関係構築が極めて重要だとし、早期に首脳会談を実現すべく総理直轄のハイレベルで協議を行っていきたいと述べていた。
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正体不明のアーティスト・バンクシーの新作が13日、ロンドンで見つかった。バンクシーはロンドンで連日“動物作品”を発表していて今回で9作目となる。作品の意図をめぐっては気候変動、戦争、移民など社会問題との関連を指摘する臆測が飛び交わっている。BBCは「動物をモチーフにしたシリーズ作品は今回で最後になる」と伝えている。
俳優・松下洸平が、ドラマ「放課後カルテ」で主演することが決まった。松下洸平は学校医として小学校の保健室に駐在することになった無愛想な小児科医を演じ、子供達のSOSを見抜いていく。撮影するにあたっての不安について松下洸平は「つい可愛がりそうになるが、グっと抑えている。」などと話した。
東京・世田谷区の二子玉川ライズスタジオ&ホールで行われた個展。アーティスト・GAKU(佐藤楽音さん)は本格的な絵を描き始めてわずか1年で個展を開くと、5日間で150万円を売り上げる大反響。LeSportsacやGODIVAなど世界的な企業とコラボしている。楽音さんはじっとすることや会話が苦手。GAKUは幼い頃、知的障害を伴う重度の自閉症、多動症と診断された。楽音さんのアトリエは神奈川・川崎市にある。アーティスト活動をサポートをするCocoさんは楽音さんが絵を描き始める前に出会った。楽音さんの強いこだわりはお昼ご飯にも。初めての絵「太陽」を描く前日に訪れていたのは川崎市岡本太郎美術館。芸術家・岡本太郎の絵をじっと見つめたという。父は楽音さんが14歳の時に福祉施設を立ち上げた。去年10月にはパッケージに彼のデザインを採用したGODIVAは、好評を受け今年6月に再販売。楽音さんは次の目標について「絵を銀座に飾る」とコメント。
桐谷キャスターは「ご両親や周りの方が障がいを理解して受け入れて個性として尊重されていましたけど、そこには多くの努力や大変な経験があったんだろうなと思った。作品を見ると見る人を元気にするパワーがあるなというふうに感じた」等とコメント。
きょうのギモン:“熟年離婚”の割合 過去最高?。厚生労働省の人口動態調査による離婚件数の推移を紹介。2002年に約29万件あったのをピークに減少傾向にあり、一昨年は約18万件と4割ほど減少している。一昨年の件数を同居期間別に分けると、5年未満での離婚が約5万3000件で最も多い。注目は20年以上のいわゆる”熟年離婚”が約3万9000件。熟年離婚の件数は1998年以降高止まり。熟年離婚の割合の推移を紹介。同居期間不詳を除くと2008年以降増加傾向。一昨年は全体の23.5%で統計開始の1947年以降で過去最高値に。後藤千絵弁護士によると、熟年離婚の相談件数は増加していて、子育てが落ち着いた女性からの相談が多いという。背景にあるのは女性の社会進出・モラハラなどへの認識。特に大きな背景が高齢化。仕事をリタイアしてから夫婦で暮らす時間が伸びたことで将来への希望が感じられない人が増えたという。中には「相手の介護が想像できない」という理由も。更にコロナ禍では外出制限やリモートワークで夫婦が一緒にいる時間が増えた。それにより老後の生活をイメージしやすくなりネガティブに。更にコロナ禍で消毒などの対策や人付き合いの制限など価値観の違いが浮き彫りになることも。そして熟年離婚の相談者で増えているというのが相手の言動が原因で体調不良になっている人。実際に原因不明だった症状が別居で解消も。離婚時にトラブルになるケースもある。熟年離婚では子供が成長して独立している家庭も多く、一番多いのが家の取り合い。また、退職金の分割などで揉める事もあるという。後藤弁護士は経済的な問題のシュミレーションが大事と指摘。例えば年金の分割制度。以前は専業主婦の妻などが離婚後に基礎年金しか受け取ることができなかったが、「離婚時年金分割制度」では夫の厚生年金を夫婦で分割して受け取ることができるように。また、大事なのが子供の援助を受けられるかどうか。更に離婚すると老後に孤独を感じるかもしれないということもイメージして本当に離婚して良いのか考えることも大切だという。後藤弁護士は離婚せずとも互いに干渉せず暮らせるように別居するという選択肢も一つだと指摘している。
パリ五輪での戦いを終えた日本のメダリストたちが会見を行った。まずは旗手を努めたフェンシングの江村美咲選手(25)が「一歩を踏み出す勇気のコンセプトに基づいて、全力で向かった」などと話した。柔道の阿部一二三選手(27)は「日本を盛り上げて勇気を与えられた」などと話した。史上最多となる8個の金メダルを獲得したレスリングについて樋口黎選手(28)は「減量はとてもきつかったが試合はすごく楽しむことが出来た」などと話した。また東京大会からオリンピック競技になったスケボーで2連覇を果たした堀米雄斗選手(25)は実は代表選考レースでは予選落ちとなるもギリギリでパリへの切符を掴んだという。記者が「スケボーは五輪がトップではない世界だ」などと聞くと堀米選手は「始めたときは五輪もなくて、チャンスがあると思って目指した」などと話した。今回躍進したのはフェンシングで加納虹輝選手(26)は「今回は自分にとって素晴らしい時間となった」などと話した。高嶋理紗選手(25)は「女子サーブル初のメダルに貢献出来た」などと話した。飯村一輝選手(20)は「フェンシング界を先導していきたい」などと話した。
畏まった会見のムードを一変させたのは柔道団体で銀メダルを獲得したウルフ選手(28)で「本日は私のためにこのような会を開いていただきありがとう」などと話した。大岩義明選手(48)は「ついこの間まで大学生だと思っていたが、いつの間にか初老と呼ばれる年になった」などと話した。一方、飛び込み界日本勢で初の銀メダルを獲得した玉井陸斗選手(17)は「悲願であったメダルを獲得出来た」などと話した。近代五種で銀メダルを獲得した佐藤大宗選手(30)は次回から馬術に変わって障害物に変わることについて「馬術がなくなるのは悲しいが、新たなステージでSASUKEのような新種目に変わることはワクワクしている」などと話した。海外開催の大会としては最多となる45個のメダルとなった。4年後について松下知之選手(19)は「更にトレーニングしていきたい」などと話した。
パリ五輪について森圭介は「戦いを終えた選手たちの言葉から色んなものを沢山もらった。」、桐谷美玲は「勇気や感動は私たちの方が貰ったので感謝。」、陣内貴美子は「この後試合を控えている選手もいるので体調を崩さないようにしてほしい。」などと話した。
今週後半に関東地方に接近するおそれがある台風7号により、お盆期間の交通に大きな影響が出る可能性がある。JR東海は16日~17日にかけ、東海道新幹線全線もしくは一部区間で計画運休・長時間運転見合わせの可能性があると発表しているが、あす夕方に新大阪駅から東京駅に向かう東海道新幹線の臨時列車を一本運行することも決めている。JR東日本も16日~17日にかけ、東北・上越・北陸・山形・秋田の各新幹線の他、山手線などの関東エリアや東北エリアの在来線で列車の遅れや運休が発生する可能性があると発表している。全日空はあす午後に羽田発の八丈島行き1便の欠航を決めている他、あさって成田・羽田・静岡・八丈島を発着する便に欠航などの可能性があるとしている。特に羽田を発着する便については多くの便が欠航の見込み。日本航空でもあさって羽田・成田の発着便に欠航などの可能性。NEXCO中日本・東日本によると、16日から中央道・常磐道などの一部区間で通行止めなどの交通規制の可能性。今週の後半はお盆のUターン客も多く交通各社はホームページなどで最新の情報を確認するとともに予定の変更を検討するよう呼びかけている。
毎日こつこつすぐできる防災のアイデア、ちょこっと防災。子どもが学校や習い事など親と離れているときに災害が起きるかもしれない。そんなときに役立つのが、連絡先などを記入した災害避難カード。内閣府が出しているもので、名前、生年月日、住所などの個人情報が書けるようになっている。飲んでいる薬やアレルギーなど健康に関わることも書くことができる。裏面にも、家族の緊急連絡先が書き込めるようになっており、いざ連絡先が分からなくなってもカードを事前に用意しておけば安心できる。このカードは内閣府の一例なので、家にある紙に学校名など各家庭で必要な情報を書いて、子どもと一緒にカードを作るのもいいかもしれない。日本防災士機構・中野篤さんによると、「子どもが普段持ち歩いているリュックやランドセルなどに、こういったカードを入れておくといい。注意点として、個人情報が書かれているので普段は見えないようにしておくことが必要」だという。
岸田総理大臣がきょう、来月の自民党の総裁選挙に立候補しない意向を表明した。岸田首相は会見で「自民党が変わることを示す、最も分かりやすい最初の一歩は、私が身を引くことである。」などと述べ、きょう表明したことは、当面の外交日程に一区切りがついた時点で身を引くことでけじめをつけ、総裁選に向かっていきたいと説明した。来週20日には総裁選の日程が決まるが、岸田総理の不出馬を受け、総裁選に向けた党内の動きが本格化することになる。
岸田首相の不出馬表明についての解説。岸田首相が不出馬を決断した裏側について平本記者は「表の理由は党が生まれ変わる姿勢を見せることと裏金事件の責任を取ることである。今日の会見で首相側近からは3月頃から辞める選択肢は持っていたとも明かしている。裏の理由については総裁選で勝つのは難しいと判断したためで、周辺では強烈な対立候補がいない中で出馬すれば勝てるという声もあったが、野党と戦う意味でも厳しさを増していた。来年秋までには衆院選もある。岸田首相は側近に電話で総裁選で勝てても総選挙では勝てないと明かしていた」などと話した。岸田総理はきょう会見で新しい総裁に求められることは「共感」と言っていた。内閣支持率も回復しないなかで自分の手では国民の共感を再び得るのは困難だと判断したといえる。お盆のまっただ中というタイミングについて、ある政府関係者によるともともと一昨日まで予定されていた外国訪問を終えれば辞任を表明する可能性はあるという声はあった、予想より早いタイミングであったといえる。表の理由は来週20日に総裁選の日程が決まるので他の候補が出馬判断できないためきょう表明。昨夜総理は側近の木原幹事長代理と2時間弱会談をしていた。複数の政府関係者はその場で出馬はしないという会見をきょう行う判断をしたと話している。党幹部などに伝わったのは会見直前。裏の理由はこのタイミングで辞めることで今後も影響力をキープできるため。総裁選に出馬して負ければ実績が台無しになってしまうと話している人がいる。引き続き総理経験のある政治家として影響力を維持し続ける狙いがある。候補者として名前が上がっているのがこちらの7人。茂木敏充、河野太郎は出馬の意欲を示している。石破茂は「20人集まれば出馬したい」と発言。小林鷹之、小泉進次郎ともに40代の若手候補への期待が今回の総裁選では高い。ある現職閣僚は若手候補について「圧倒的に経験少なく混乱するだけ」と指摘し野党につけ入る隙を与えるだけの可能性もある。
気象庁によると南海トラフ地震の想定震源域では昨日から今日正午までに震度1以上の地震は観測されず、地震活動は未だ活発も通常みられる変化以外は観測されていない。内閣府防災担当は変化なければ木曜日午後5時をもって「巨大地震注意」の呼びかけを終了するとしている。それまではいつでも避難できる態勢を整え、日頃から地震への備えを行うよう注意を促している。
メジャーリーグ・アストロズの菊池雄星投手が移籍後2連勝を飾った。ア・リーグ西地区の首位に立つアストロズ。レイズ戦に先発登板。三振を奪うなど3回を三者凡退に抑える。味方選手もファインプレーで後押し。菊池は6回途中1失点の好投で3−2でレイズに勝利し今シーズン6勝目をあげた。