毎日こつこつすぐできる防災のアイデア、ちょこっと防災。子どもが学校や習い事など親と離れているときに災害が起きるかもしれない。そんなときに役立つのが、連絡先などを記入した災害避難カード。内閣府が出しているもので、名前、生年月日、住所などの個人情報が書けるようになっている。飲んでいる薬やアレルギーなど健康に関わることも書くことができる。裏面にも、家族の緊急連絡先が書き込めるようになっており、いざ連絡先が分からなくなってもカードを事前に用意しておけば安心できる。このカードは内閣府の一例なので、家にある紙に学校名など各家庭で必要な情報を書いて、子どもと一緒にカードを作るのもいいかもしれない。日本防災士機構・中野篤さんによると、「子どもが普段持ち歩いているリュックやランドセルなどに、こういったカードを入れておくといい。注意点として、個人情報が書かれているので普段は見えないようにしておくことが必要」だという。