サモアは前半38分、高いフィジカルを生かしトライ。17対8の日本リードで折り返した後半、開始早々サモアのラム選手がラブスカフニ選手への危険なタックルで退場となり、優位となった日本。ラインアウトからモールで押し込み最後はキャプテンの姫野選手がトライ。松田選手のゴールキックは外れてしまうが、その後のペナルティゴールを決めて25対8と点差を広めた。しかし後半25分、サモアは2つ目のトライでゴールキックも決め10点差に。日本は後半35分、松田選手がペナルティゴールを決め13点差に。ここで松田選手に代わってスタンドオフ、司令塔として途中出場した李承信選手はある思いを胸にワールドカップに挑んていた。
李承信選手はラグビー経験者の父親と兄の影響で4歳でラグビーを始め、今回日本代表に初選出された。ラグビーに熱心だった母の永福さんは息子がワールドカップに出ることを夢見ていたが、2012年に病気でこの世を去った。李選手をよく知る大畑大介氏は「子どもの時にお母さんとの別れがあった中で大きな力になっている。チームの中で自分が何を必要とされているのかを考えて行動してきたからこそ結びついた。」などと話した。後半38分、サモアは3つ目のトライでゴールキックも難なく決め6点差に迫る。しかし日本は28対22で逃げ切り勝利した。予選プールを2勝1敗勝ち点9に伸ばした日本は次の戦いも格上のアルゼンチン。
李承信選手はラグビー経験者の父親と兄の影響で4歳でラグビーを始め、今回日本代表に初選出された。ラグビーに熱心だった母の永福さんは息子がワールドカップに出ることを夢見ていたが、2012年に病気でこの世を去った。李選手をよく知る大畑大介氏は「子どもの時にお母さんとの別れがあった中で大きな力になっている。チームの中で自分が何を必要とされているのかを考えて行動してきたからこそ結びついた。」などと話した。後半38分、サモアは3つ目のトライでゴールキックも難なく決め6点差に迫る。しかし日本は28対22で逃げ切り勝利した。予選プールを2勝1敗勝ち点9に伸ばした日本は次の戦いも格上のアルゼンチン。