堤さんは八冠誕生の瞬間はWBCのメキシコ戦よりも熱くなっていたという。なぜ1回の対局にあんなに時間がかかるの?タイトル戦の中には2日間の戦いもある。一手に3時間の長考もある。年齢が行くと、将棋のこと考えていないこともあるという。長考中有利なときは楽しいと感じ、不利なときは苦しい。食事休憩は自分のターンにして考える人もいれば、一手さして相手のターンにして気兼ねなく休憩する人もいる。食後の眠気は持ち時間で睡眠してもよいとのこと。対局中はスマホなど電子機器は預ける。110手で勝負が決まる。対局の終わりは投了で取る前に負けましたと認めている。中には30手先までかかっても投了することもある。