新成人が生まれた18年前、日本史上唯一の女子フィギュアスケート五輪金メダリストの荒川静香。高校1年生で、長野五輪に出場。結果は13位だった。その後、燃え尽き症候群になり、若手の台頭もあって、引退も考えたという。アイスショーへの出演という新たな夢を見つけ、再び奮起。出演には、五輪での実績が必要だった。この時点で、トリノ五輪まで1年と迫っていた。当時のフィギュアスケートは、技術面を重視。点数に繋がりづらいイナバウアーは敬遠されていた。荒川静香は、記憶に残る演技がしたいとイナバウアーを採用。奇跡の優勝を果たした。荒川静香は、新成人に向け、「Think Positive!!Stay Positive!!」とし、常に前向きに物事を捉えることを大切にしてほしいなどと伝えた。