幅広いフィールドでダンスを披露している花柳糸之社中。「花柳」とは元々日本舞踊五代流派の1つで、チームは「箱根八里の半次郎」の振り付けも担当した超大御所・花柳糸之によって率いられている。チームに所属するダンサーは総勢500名以上で、出演する番組に合わせて選抜されているという。花柳糸之社中がテレビ番組でダンスを披露するようになったのは1960年代のことで、村田英雄や美空ひばりといったそうそうたるメンバーを弟子に持つ初代総帥の花柳啓之が歌手の後で日本舞踊を舞うスタイルを考案したことがきっかけ。花柳啓之は1975年に他界してしまうが、跡を継いだ花柳糸之氏によって花柳糸之社中はさらなる進化を遂げた。