日経平均株価など午前の終値を伝えた。平野さんは「ダウは683ドル高、ナスダックも464ポイント高、S&P500指数も119ポイント高と大幅反発だった。7月の雇用統計で景気懸念が浮上し、幅広い銘柄が売り込まれていたが、この日発表の新規失業保険申請件数が23.3万件と前週の25万件や速報値の24.9万件を下回ると一気に過度な警戒感が和らいだ。今月に入ってから7日までのダウの下げ幅が2,000ドル以上あったということもあるが、買い戻しが入った。薬品大手のイーライリリーやインテルなど急騰銘柄も目立った。欧州株は小幅マチマチの引け」などと話した。日本株については「きのうの日経平均は朝方に882円安までになった後急速に戻し、後場開始直後に289円高になるなど粗い値動きだった。きょうも寄り付き開始直後に840円高のあと270円高台半ばまで伸び悩むなど、粗い週末となっている。まず200日移動平均選を超えないと何も始まらないという感じなんですが、かなり抵抗が強い。寄り後に発表となった7月のマネーストック(M3)ですが、速報値の閉山は前月比プラス0.9%と前月のプラス1%を伸び率では下回ったが、残高では1,609.9兆円と高水準を維持している。ただ、先週の外国人動向は財務省ベースで6,417億円、東証ベースで5,224億円の売り越となっており、今後の材料として注目だと思う」と話した。