パリ五輪予選開幕まであと9日。日本代表選手を連日紹介しているが今日は西田有志選手を紹介。怪物サウスポーと呼ばれる彼にはいつの時代にも支える人たちがいた。西田選手は身長186センチと大きい方ではない。それでも最高到達点は世界トップクラスの3m50センチ。跳躍力を活かした豪快なスパイクが西田選手の武器。跳躍力の原点となったのが小学生の頃よく飛んでいたという赤い橋の下。支えてくれる両親の教えを胸に飛び続けた。そして日本代表に欠かせないサウスポーへの成長。東京五輪では29年ぶりのベスト8に貢献した。しかし、去年原因不明の体調不良を発症。ベッドから起き上がれない日々が続いた。そんな西田選手を側で支えたのが去年結婚した古賀紗理那。何かあったときに誰かがいてくれるのが心強かったと西田選手は語った。大きな支えを手に入れた西田選手はアジア選手権で大暴れ。決勝では両チーム最多となる15得点をマークし優勝に貢献した。次は夫婦でパリ五輪予選に挑む。男子の戦いは今月30日スタート。