去年9月パリオリンピック予選を目指した女子。あれから5か月、手の届かなかった切符をとりに最後の戦いに向けた代表メンバーが発表された。キャプテンは古賀紗理那が続投するなど悔しさを味わったメンバーを中心とした24人。その戦いの直後、石川真佑はイタリアで武者修行。世界最高峰のリーグで主力として活躍中。その成長を代表につなげる。日本のさらなる攻撃力アップのため選出されたのが東京五輪で攻撃の主軸を担った黒後愛。大会後は体調不良でコートから離れていたが、3年ぶりに代表復帰。去年のパリ予選、相手の守備をかく乱させるマッハとジェットといったスピード攻撃で世界に対抗した日本。足りなかったのは黒後のパワースパイク。新たな武器となる。残る出場権は5枠。ネーションズリーグ1R終了時の世界ランキングで決まる。日本は格下に負けないのが絶対条件。6大会連続五輪出場を目指す。