梶原の強靭な太ももは体重の倍以上もあるが、バーベルを使ったウエイトトレーニングで鍛え上げられた。それをサポートするのは母の有里さん。梶原の大学時代、母は埼玉の自宅から娘の住む筑波まで毎日通い娘をサポートを続けた。陰で支えたのは母を快く送り出してくれた弟の彪吾さん。幼い頃から何をするにも一緒だった姉弟。中学で姉の悠未は競泳に打ち込んだが、夏の最後の大会で全国大会出場を逃してしまい、自分が思い描いていた進路が断たれたという。しかし弟がきっかけをくれ、当時彪吾さんが興味を持っていたのは自転車競技。娘の努力の才能を信じる母は自転車部への入部をすすめた。高校で競技を始めるとすぐに才能を開花。わずか10か月で全国大会で優勝。きっかけをくれた弟も自転車競技に打ち込んでいたという。大学4年になった梶原は東京五輪を前に大きな決断をする。
