トヨタ自動車が静岡県裾野市に築いた「ウーブン・シティ」で、新たな日常を生み出すための様々な実証実験が始まった。先駆けてオープンしたのは全体の20%以下だが、完成すれば街の大きさは東京ドーム6個分になるという。一見ただの住宅地のように見えるが、シェアカーの宅配ロボットや交通量や人流を計測する信号機など、次世代の技術をそこらじゅうで目にする。「ウーブン(Woven)」とは“織り込まれた”を意味し、機織り機から始まったトヨタの歴史に由来している。人々の暮らし、社会に先進テクノロジーと情報を折り込み紡ぎ合わせることが街の最大の目的で、開発した技術を実際に人々が生活する環境で実証実験する。その実験はモビリティのみならず、多岐にわたる。大手空調メーカー「ダイキン工業」は、気流だけでなく香りや気温、音などをコントロールし、リラックスし集中力を高められる機能的空間の実証実験を行っている。日清食品は最適化栄養食を食した住民からデータを収集し、「健康寿命の延伸」を見据えた実証実験を行っている。「町内会長」を自称する豊田章男会長は「ウーブン・シティで起こしていくのはかけ算。みんなで笑顔の2をかけていこう」などと語った。
住所: 東京都文京区後楽1-3-61
URL: http://www.tokyo-dome.co.jp/
URL: http://www.tokyo-dome.co.jp/
