2025年9月25日放送 21:54 - 23:10 テレビ朝日

報道ステーション

出演者
小木逸平 大越健介 ヒロド歩美 下村彩里 所村武蔵 細川栞 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像が流れ、出演者が挨拶をした。

(ニュース)
モバイルバッテリーが出火か 就寝中に“発火”し8人けが

住人8人がけがをした、東京都杉並区のマンション火災。今や生活の必需品となりつつあるモバイルバッテリーが、その原因となったとされている。火元とみられる部屋の住人は「モバイルバッテリーをスマホにつないで寝ていたら、火が上がっていた」と話している。

モバイルバッテリーが出火か 就寝中にスマホを“充電”

東京都杉並区で起きたマンション火災。消防によると火元となったのは2階部分の1室で、10代から60代の男女8人がけがをした。火元とみられる部屋の10代の女性によると、火災の原因はモバイルバッテリーだった。モバイルバッテリーにはリチウムイオン電池が使われているが、東京都では近年リチウムイオン電池による住宅火災が急増していて、去年は106件と過去最多となっている。爆発的に激しい炎が吹き出すのが特徴で、発火しやすい状況としては車の中など熱のこもりやすい場所。また落としたりして強い衝撃を与えた場合も、内部でショートを起こし発火する危険性がある。リチウムイオン電池関連の火災の内約6割が充電中に発生しているが、劣化などが原因で発火してしまうこともある。今年7月には走行中のJR山手線の車内で30代女性が持っていたモバイルバッテリーから突然火が出て、乗客5人がけがをした。埼玉県白岡市役所ではコンセントの接触不良で出た火がリチウムイオン電池に燃え移り、延焼が急速に拡大したとみられる。1度火が付いたリチウムイオン電池は、大きさによっては簡単には消えないものもある。電力中央研究所の池谷智彦氏は「クールダウンすることが大事。水をかけるかクールダウンすることを早くやってほしい」などと指摘した。リチウムイオン電池は消火後も再び発火する恐れがあるため、水に沈めたりかけ続けることが大事だという。充電する際には燃えにくい物の上で行い、布団の上などは避けるのがよい。

JICA「五階と混乱招いた」 アフリカ“ホームタウン”事業 撤回

先月動き出した「アフリカホームタウン事業」は国内4つの自治体に認定状が交付され、アフリカの国々との交流が進められる予定だった。しかし事業を担うJICA(国際協力機構)は白紙撤回を発表し、誤った情報が拡散して自治体に抗議が殺到したことを理由にあげた。千葉県木更津市はナイジェリアと、山形県長井市はタンザニアと、新潟県三条市はガーナと、愛媛県今治市はモザンビークとそれぞれ交流事業を行うというものだった。しかし先方の間違ったアナウンスや報道などもあり、SNSを中心に「移民が増える」「領土を差し出した」といったデマが横行。「JICA解体デモ」なるものも発生し、対応に追われる状況となった。今回4つの自治体が対象となったのは、元々ビジネスやスポーツなどを通して交流があったからだった。ただスローガン先行で具体的に何をするのかは未確定な部分が多く、外国人ヘイトに加え住民の不安を招いていた。煽りをくったのは対応した各自治体で、問い合わせは住民にとどまらず日本中から来るようになった。モザンビークと交流を行う予定だった愛媛県今治市観光課の渡邉赴仁課長は、今回の撤回について「職員も電話対応などで心身ともに疲弊していた。やっと通常業を明日からやっていこうとほっとしている」などと語った。民間レベルで交流を続けてきたある関係者は「きちんと誤解を招かない形で、移民受け入れではないとはっきりさせた方がいい」と話している。JICAの田中朋彦理事長は「『誤った見解に屈した』ということではない。日本における外国人との共生社会の実施への支援が含まれている。私どもの使命であり着実に実施していく」などと語った。

交流推進“構想”も「誤情報」拡散 JICA “ホームタウン事業” 撤回

「JICA アフリカ・ホームタウン」事業は、海外協力隊との連携やワークショップなどのイベントの開催、インターン生の受け入れなどを通して、アフリカと地方自治体の交流を推進するという狙いがあり、そもそも移民の受け入れ促進や特別ビザの発給は予定されていなかった。事業は構想段階で、始まる前から白紙撤回に追い込まれた形。JICAの田中朋彦理事長は「これまでも移民を促進する取り組みは行っていないし、今後も行う考えはない。私どもが『誤った見解に屈した』ということではない」と強調した。一方で「『ホームタウン』の名称や構想のあり方について、国内で誤解や混乱を招き自治体に過大な負担が生じた」、「構想の後に中身を詰める“考えながら進める”やり方にリスクがあった」などと振り返り、「有益な交流を狙っていたが、その環境が損なわれたため撤回する」などと述べている。今後の国際交流について、田中理事長は「日本は世界とのつながりなしに繁栄や平和維持は難しい。わたしたちの活動は日本人への信頼を維持するための長期的な投資。今後も国際交流を促進する取り組みを支援していく」などと語った。

前橋市長 “部下とホテル”に波紋 初の女性市長 弁護士→政治家

群馬県前橋市の小川晶市長は部下である市の男性職員とホテルに通っていたと報じられ、昨夜緊急の記者会見を行った。小川市長は「特定の職員と複数回ホテルに行ったことは間違いないが、男女の関係はない。誤解を招く軽率な行動だったことを深く反省している」などと語った。「前橋に、笑顔を。」のキャッチフレーズで前橋市初の女性市長となった小川氏は、弁護士の資格を持っている。中央大学在学中に司法試験に合格し、政治家に転身したのは2011年だった。群馬県議としてキャリアを重ね、去年2月の前橋市長選で自民・公明が推薦する現職を破って当選を果たした。ホテルに最初に行ったの今年の2月ごろで、これまでに10回以上行ったという。中には今月10日、県内に記録的短時間大雨情報が発表されたときも含まれていた。進退については「第三者と相談しながら考えたい」と話していた市長はきょうは市役所に姿を見せず、予定されていた公務はすべてキャンセルとなった。前橋市はあすが市議会の最終日で、市長も本会議に出席する予定。市長はそのあと市議全員に説明する場を設けるという。

自衛隊員 大声で「逃げるな!」 車10台玉突き事故 男が逃走

北海道恵庭市で、車10台が絡む玉突き事故が起きた。事故を起こした運転手の男は現場から逃走した。

防カメに猛スピードの車 車10台玉突き事故 男が逃走

きょう午前9時半ごろ、北海道恵庭市の国道36号で車10台がからむ玉突き事故があった。陸上自衛隊の車も事故に巻き込まれた。追突された男性の証言によると、事故を起こした茶色の車がまず自衛隊の車両にぶつかり、他の車の間をすり抜けて衝突した。その後その茶色の車から男が降りて、千歳方面に走っていったという。巻き込まれた車に乗っていた2人が病院に搬送されたが、命に別状はない。警察などによると事故を起こした男は車を置いて現場を立ち去り別の車を盗んで逃げたが、事故現場から約200m離れた中学校の敷地に車で侵入し木に激突。徒歩と自転車でさらに逃走を続け、事故現場から約3km離れた工場の敷地に侵入した疑いで逮捕された。

“実証都市” 未来に向けて始動 最新モビリティーは街全体が実験場

トヨタ自動車が静岡県裾野市に築いた「ウーブン・シティ」で、新たな日常を生み出すための様々な実証実験が始まった。先駆けてオープンしたのは全体の20%以下だが、完成すれば街の大きさは東京ドーム6個分になるという。一見ただの住宅地のように見えるが、シェアカーの宅配ロボットや交通量や人流を計測する信号機など、次世代の技術をそこらじゅうで目にする。「ウーブン(Woven)」とは“織り込まれた”を意味し、機織り機から始まったトヨタの歴史に由来している。人々の暮らし、社会に先進テクノロジーと情報を折り込み紡ぎ合わせることが街の最大の目的で、開発した技術を実際に人々が生活する環境で実証実験する。その実験はモビリティのみならず、多岐にわたる。大手空調メーカー「ダイキン工業」は、気流だけでなく香りや気温、音などをコントロールし、リラックスし集中力を高められる機能的空間の実証実験を行っている。日清食品は最適化栄養食を食した住民からデータを収集し、「健康寿命の延伸」を見据えた実証実験を行っている。「町内会長」を自称する豊田章男会長は「ウーブン・シティで起こしていくのはかけ算。みんなで笑顔の2をかけていこう」などと語った。

帰還困難区域の空き家で動画配信 ウクライナ国籍の男3人を逮捕

ウクライナ国籍の容疑者ら3人は、きのう午後7時半ごろに福島県大熊町の空き家に侵入していた疑いが持たれている。「帰還困難区域内でライブ配信をしている人がいる」との通報を受け、現場に駆けつけた警察官が3人を見つけ邸宅侵入の疑いで現行犯逮捕したという。3人は容疑を認めていて、警察が入国の目的や動画との関連性など詳しい経緯を調べている。

トランプ大統領 10月来日で調整 新たな総理大臣と初会談へ

アメリカのトランプ大統領は、来月26日~28日までマレーシアで開催されるASEAN関連首相会議に出席する見通し。政府関係者によると、その後31日から韓国で行われるAPECの前に来日する日程が検討されているという。来日が実現すれば、第2次トランプ政権では初となる。日米首脳会談には石破総理の後任が臨む見込み。

「酒に酔って覚えていないが事実」 福岡県警の刑事部長がセクハラ

福岡県警は、刑事部長が福岡市の飲食店で女性職員2人にセクハラを行ったとして本部長注意の処分にしたと明らかにした。刑事部長は「酒に酔って覚えていない部分もあるが、被害者が話していることが事実だと思う」と話し、辞職したという。福岡県警は「幹部による事案で重く受け止めており、厳正に対処した」などとコメントしている。

(気象情報)
気象情報

テレビ朝日屋上の中継映像を背景に、全国の天気予報を伝えた。

空港に迫る海面上昇

2018年9月の台風は近畿地方に甚大な被害を与え、関西国際空港でも水による大きな被害があった。世界で初めて人工島に作られた関西空港では、地盤沈下対策が開港当初から続けられている。温暖化が進むと海面上昇により沿岸部で高潮のリスクが上がるため、堤防の高さも見直しかさ上げ工事が行われた。世界には海抜10m以下の空港が数多くあり(日本経済新聞電子版「都市と気候危機 海面上昇、空港に迫る」)、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)によると2100年には最大1m、2300年には最大7m海面が上昇する恐れがある。日本の主な空港は、関西空港をはじめ標高10m未満のところが多い。シンガポールのチャンギ国際空港では、新しい滑走路や新ターミナルが前のものよりも高い位置に作られている。

(スポーツニュース)
どうなる!?横綱同士の優勝戦線 大相撲九月場所

大相撲九月場所12日目。大の里と霧島が対戦し、大の里が押し出しで勝った。全勝の豊昇龍は先場所敗れた安青錦と対戦し、切り返しで敗れた。残り3日で横綱2人が1敗で並んだ。

久保建英(24) 今季初勝利へ スペインリーグ

サッカー・スペインリーグ第6節、レアル・ソシエダとマジョルカが対戦。開幕から勝利がないレアル・ソシエダの久保建英は、ホームで初勝利を目指した。前半に久保がチャンスを作るもゴールならず、スコアレスで後半へ。後半4分にレアル・ソシエダは久保が絡む攻撃でゴールし、今季初勝利をあげた。

ドジャース 勝てばM1 地区優勝へ総力戦 佐々木朗希 メジャー復帰戦

MLBナ・リーグ西地区では2位のパドレスが敗れ、ドジャースは試合前に地区優勝マジックが2となった。ドジャースはチェイスフィールドでダイヤモンドバックスと対戦し、大谷翔平が初回に3塁打で出塁した。ドジャースは6回まで2点をリードし、7回には4カ月ぶりの復帰となる佐々木朗希がマウンドへ。佐々木は日米通じて初めてのリリーフ登板で完璧なピッチングを見せた。しかしドジャースはその後またもリリーフ陣が崩れ、8回に同点に追いつかれた。9回のマウンドへは通算222勝のカーショーが上がり、勝ち越しを許さなかった。ドジャースはその後11回に勝ち越し、延長戦を制した。地区優勝マジックは1となり、あす優勝をかけて山本由伸が先発する。

和田毅解説 帰ってきた佐々木朗希 ドジャース 地区優勝へマジック「1」

リリーフでメジャー復帰を果たした佐々木朗希について、和田毅は「本来の姿に近づいてきている。体をしっかり使えた投球フォームに見えた」などと語った。きょうは股関節からしっかりと脚を引き上げていたという。

吉田正尚 勝利へフルスイング ポストシーズン進出へ正念場

ロジャースセンターでブルージェイズとレッドソックスが対戦。レッドソックスの吉田正尚は4番指名打者で出場し、1回にタイムリー2ベースを打ち先制した。第3打席には今季第3号のホームランを打ち、吉田の2安打2打点の活躍でチームも勝利した。レッドソックスはワイルドカード進出圏内をキープしている。

プロ野球 順位表

プロ野球パ・リーグの順位表を紹介。ソフトバンクが優勝マジックを4とし、2位日本ハムとのゲーム差は3となっている。

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