2025年9月19日放送 21:54 - 23:10 テレビ朝日

報道ステーション

出演者
板倉朋希 松岡修造 徳永有美 大越健介 ヒロド歩美 下村彩里 細川栞 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(ニュース)
高市氏 政策発表 野党も意識

少数与党・自民党の次の総裁になる条件として欠かせないのが、野党に協力してもらうための政策の接点を持つこと。それはきょう政策発表に臨んだ高市早苗氏も例外ではない。保守政治家としての持論を展開する一方で、立憲や維新、国民といった野党への配慮がうかがえる会見だった。去年の合言葉は“サナエあれば憂いなし”。今年について前経済政策担当大臣・高市氏は、高市「高い位置」に日本を押し上げるとした。力を込めたのは物価高対策で、メニューはガソリンと軽油の暫定税率廃止、年収の壁引き上げ。野党も唱えていた主張が並ぶ。

“ニッポン”強調「国力を強く」高市氏 総裁選出馬を正式表明

前経済政策担当大臣・高市早苗氏は逆転負けの雪辱を果たせるか、3度目の決意を表明。「再び自民党総裁選挙に立候補する」「日本の国力、国の力を強くしなければならない」などと会見。日本国憲法と皇室典範の改正など、去年も主張した保守的な政策を打ち出した。不法に滞在する外国人への対策や海外からの土地取得を規制する司令塔機能の強化も示した。参議院選挙で明らかとなった保守層の支持離れを食い止めるメニューを並べる一方、より力を込めたのは経済政策。物価高対策を急務と位置づけるが、選挙前の5月に唱えた食料品の消費税をゼロにするという主張は封印。具体策はガソリンと軽油の暫定税率廃止、年収の壁引き上げ。ガソリンの暫定税率は石破政権で7月に年内廃止を野党4党と合意。年収の壁は去年、自民、公明、国民民主の3党が178万円への引き上げを目指すことで合意。それぞれの所得に応じて減税や現金給付を行う給付つき税額控除も示したが、7月の参院選でこれを訴えていたのは立憲や国民民主、維新。きょう与党は立憲の野田代表と会談し、給付つき税額控除の制度設計を来週始めると合意。これは高市氏の持論でもある。首都機能のバックアップも維新の唱える副首都構想と重なる。日本維新の会の吉村洋文代表は「副首都の方向性に反対だという自民党の総裁と組むことは絶対にない」などと会見。少数与党の今、総裁についても野党との連携は欠かせない。高市氏は自公の連立に新たな仲間を加える可能性にも言及。去年、票を2分した末に敗れた石破総理の悲願である防災庁にも歩み寄りを見せた。従来の主張から幅を広げた政策発表は1時間半に及んだ。高市氏を支援する自民党の松島みどり衆院議員は「私から見ると良かった」などとコメント。4人が政策発表を済ませ、残る小泉氏はあす記者会見を開く予定。ガソリン暫定税率の速やかな廃止や2030年度までに平均賃金100万円UPを目指すことなどを掲げる。総裁選は来週月曜告示。

「給付つき税額控除」とは 高市氏 総裁選の主要政策に/高市氏 政策訴えの狙いは?/“理想を語る力”だけでなく 自民党総裁選 22日告示

物価高対策1つをとっても自民党は野党の協力なしには前へ進めることができないのが現状。糊しろとも言えるのが高市早苗氏が主張している給付つき税額控除。例えば10万円の給付つき税額控除を実施した場合、所得税15万円を納めている人の場合、10万円が減税され、5万円納税することになる。所得税を5万円納めている人の場合、5万円は納税する必要はなく、さらに5万円の現金が支給される。所得税を納めていない人の場合、10万円の現金が給付される。低所得者の方々にとっては現金支給の恩恵がストレートに感じられる制度。海外ではアメリカやドイツなどで導入。低所得者や子育て世代への支援策として効果があるとされている。7月の参院選では立憲民主党など野党が公約に掲げていた。きょう、自民、公明、立憲の党首が会談を行い、給付つき税額控除の制度設計を議論するための協議体を立ち上げるこで合意。これについて石破総理は「速やかに協議を始めたい」、立憲民主党・野田代表は「競技の継続を確約してほしい」などとした。

高市氏は7月の参議院選挙のときに食料品の消費税をゼロにすべきだという主張をしていたが、今回、それを封印。政治部自民党担当の澤井尚子記者に高市氏の狙いを聞いた。少数与党のいま、野党との協力は不可欠。給付つき税額控除のほかに“年収の壁”引き上げ、首都機能のバックアップ体制などを掲げて立憲、国民、維新との連携を意識。“総理になればどの党ともうまくやれる”というアピールではないか。党内に対してもリベラルな立憲の主張に寄り添う姿勢を見せることで保守色を和らげ、総裁選での支持拡大を狙っている。

自民党の総裁選挙では1年前も同じようなことをやっていたと見ている方も多いと思われる。去年は与党が国会の過半数を占めていたので、各候補は野党のことを気にすることなく堂々と持論を展開できたが、今回は環境が変わっている。理想を語る力だけではなくて現実的な妥協によって物事を前に進める力が求められている。場合によっては支持者の失望を買うかもしれない。石破氏が苦労したのもその点。自民党総裁選史上最も過酷な選挙なのかもしれない。

司会議員が“容姿”で指名

高市の出馬会見で司会を務めた陣営の黄川田仁志衆院議員が会見中、記者を容姿で指名。黄川田議員は「一番奥の机の顔が濃い」などと指名。さらに次の質問者をあてる際にも「顔が白い、濃くない方」と指名し、高市は「すみません」と会見中2度にわたり謝罪。黄川田議員はテレビ朝日の取材に対し「おわび申し上げたい」などとコメント。

突風被害 気象台が現地調査へ

昨日、茨城県で発生した突風により建物が倒壊するなどの被害が相次いだ。一夜明けた今日、倒壊した建物の撤去作業が行われる中、気象台の職員が現地調査に入った。突風被害が特に大きかったつくば市では工事現場の足場が崩れるなど被害が相次いだ。コンテナが飛ばされたという現場では重機では立て直すことができず、どうにか反転させようとワイヤを通し作業していた。市内では、この他にも建物への被害が30件以上確認されていて小学校の窓ガラスが割れるなどした他。倒木も相次いだ。昨日のつくば市の風の強さを表したグラフを見ると、雨が降り出した午後3時ごろ、急激に風が強まり最大瞬間風速18.7メートルを観測した。周辺では局地的に、これ以上の強い風が吹いたとみられる。更に、雷による被害も出ていた。気象庁は今日、現地に職員を派遣し突風が発生した原因などの調査を行った。結果は明日以降に公表するとしている。

土日も不安定 突風のおそれ

土日の気象情報を伝えた。土曜日は前線が北に折れ曲がったところや青色の寒冷前線が通過するタイミングでより突風をもたらす積乱雲が発達。更に日曜日は北海道の高い山で雪が降るような強い寒気が流れ込んできてより大気の状態が不安定になる恐れがある。

「ごめんなさい」1億円横領か

勤務先から現金およそ1億円を横領したとして和歌山県串本町にある漁業関係の金融機関の店長が逮捕された。今日未明、容疑者である店長は東京の新宿警察署の1階の受付を訪れ「会社のお金を盗んでしまった」と、出頭した。漁業の町である和歌山・串本町の金融機関「なぎさ信漁連」の串本営業支店。この店の金庫はダイヤルと鍵があるタイプで店長らが管理していた。容疑者が出勤してこなかった朝、金庫を開けた従業員が目にしたのは現金ではなく「ごめんなさい」と書かれた置き手紙だった。事件が発覚したのは3日前の朝、店舗は金曜日の午後3時まで窓口営業し15日までは休業していた。容疑者は店舗が休みのこの間に現金を持ち出したとみられている。「汗水垂らして稼いだ金だったのに」と利用客は憤っている。

容疑者が串本営業店の店長になったのは5年前、別の町から転勤でやってきたといい、地域のポスター貼りを快く引き受けるなど積極的になじんでいったそう。出頭した際、現金は持っていなかった。容疑者を知る人は家賃2万円の一軒家に住み質素な暮らしぶりだったと口をそろえて証言している。洗濯機はなく、週末は母親が暮らす和歌山市に帰っていたが「お金の使い方が変だとかそんなのは聞いたこともないしそんなそぶりも見たことない信じられない」と話し1億円を超える現金の行方は分かっていない。「個人的な借金返済に使った」と話しているが、職場のある和歌山から遠く離れた新宿で何をしていたのか、何の借金なのか、謎のままだ。

トランプ批判TV「免許停止を」

人気トーク番組が放送休止となり言論の自由が揺らぐ中、トランプ大統領が「自分に批判的なテレビ局の放送免許を取り消すべき」と発言した。コメディアンたちは「政権コンプライアンス番組」と名付けた番組の中で皮肉を込めた笑いで戦っている。トーク番組の収録はなくなってもこの日、ハリウッドでは市民が抗議の声をあげていた。一方、番組を作っているABCやその親会社のディズニーは沈黙したままとなっている。ただ、全ての政治風刺が屈服したわけではない。

トランプ批判TV「免許停止を」締め付け強化 揺らぐ言論の自由

自ら司会を務める番組が無期限の休止となったジミーキンメル氏は殺害された右派政治活動家カーク氏に対しては哀悼の意を表していた。揶揄したのは事件直後のトランプ大統領の軽い振る舞いだった。キンメル氏は「友人の殺害を悼む大人の態度ではない。金魚が死んで悲しむ4才児と同じ」と批判した。そもそもトランプ大統領は就任直後、政府による検閲を禁止するとしていた。言論の自由は本来、権力を監視し市民の知る権利を支え社会の健全性を保つ仕組みのはずだった。しかしトランプ大統領は就任後テレビ局のCBSとニューヨークタイムズ紙のそれぞれに対して2兆円以上の損害賠償を求める訴訟を起こしている。その理由についてCBSは大統領選での偏向報道について、ニューヨークタイムズ紙は自分に批判的だからとしていた。これに対し、CBSは和解した上でトランプ大統領が嫌っていた看板番組の打ち切りを決定した。政治風刺の文化を守ってきたコメディアンたちは芸での抵抗を諦めてはいない。18日放送の「ザ・デイリーショー」ではニュースキャスターと記者の掛け合いコントという形でトランプ大統領を風刺した。

林家ペー・パー子さん宅で火事 「仏壇のろうそくに火を…」

午後1時ごろ北区の5階建てマンションで火災。火元は林家ペーさんとパー子さんの自宅で、パー子さんは仏壇のろうそくに火を付けようとしたところ燃え広がったと話していて警視庁などが出火原因を調べている。

速報 パレスチナ 国家承認 見送りへ

岩屋外務大臣は来週の国連総会でパレスチナの国家承認を見送る考えを明らかにした。岩屋大臣は2国家解決に向け現実的な役割を果たすと強調。イスラエルに対しては「道を閉ざす更なる行動をとる場合には新たな対応をとる」と述べ、今後パレスチナを国家承認することも念頭に牽制した。

善意の募金 盗まれる

宮城県石巻市の南浜津波復興祈念公園にある「がんばろう!石巻」の看板前に置かれていた募金箱が盗まれた。募金箱を管理する団体は明日にも被害届を出すとしている。

(気象情報)
気象情報

テレビ朝日の屋上から全国の気象情報を伝えた。

(スポーツニュース)
最後まで“らしさ”見せたヒーロー 中田翔 プロ18年 最後の打席

中日2-6ヤクルト。今季限りで現役引退の中田翔。現役最後の打席、豪快なフルスイングで最後まで中田らしさを貫き18年間のプロ野球生活を締めくくった。

若き虎砲 HRも 打点も上り調子

阪神vsDeNA。阪神は森下翔太が23号HR。阪神4-0DeNA。

スタンドへ 勝利へ CSへ一直線

巨人vs広島。巨人・岡本和真が2打席連発の13号HR。巨人5-4広島。巨人はDeNAとのゲーム差を1に縮めた。

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