- 出演者
- 小木逸平 大越健介 ヒロド歩美 下村彩里 安藤萌々 細川栞
オープニング映像。
大越健介、安藤萌々、小木逸平の挨拶。
1周間前、首都圏で河川の氾濫などが相次いだが、今夜も警戒が必要。秋雨前線の南下によって関東では局地的に激しい雨が降っている。茨城県では複数の地域で突風が発生し、つくば市などで建物への被害が相次いだ。
東京都品川区の戸越銀座商店街より中継でレポート。先ほどから雨が少し強まり始め、強弱を繰り返しながら断続的に降っている。商店街を歩く人の中には長靴を履いている人もおり、話を聞くと「先週の大雨がトラウマになっている」という声も聞かれた。店舗前にはいたるところに土のうが積まれていて、警戒感が広まっている。
突風の影響で建物が倒壊した茨城県つくば市の現場より、中継でレポート。倒壊したのは農業用の資材を販売する会社で、1階が倉庫、2階が事務所になっていた。きょうはたまたま職員が無人だったため、けが人が出なかった。今は農業用ハウスを張り替えるなどで需要が増える大事な時期だったという。散乱している資材は廃棄せざるを得ず、営業再開の見通しは立っていない。会社の代表は「自然災害の脅威を改めて感じた」と話していた。
茨城県つくば市で突風被害が起こったとき、西から活発な雨雲が近づき落雷も頻発していた。つくば市上空に雨雲がかかったころに秋雨前線が南下し、北東の風と南風がぶつかり合い竜巻などの突風をもたらす積乱雲が発達しやすい状況になっていた。秋雨前線はあすにかけても関東付近にあり、特に今夜が要注意となる。茨城県や千葉県でも雨や風が強まるおそれがあり、注意が必要。
先週の大雨で水没した三重県四日市市の地下駐車場では、今も274台の車が取り残されている。地下1階では最も深いところで、1.2mの雨水が流れ込んだ。より深刻な被害が出たのは地下2階で、天井まで完全に水没した。きのう排水作業が完了し内部では既に水が引いていたが、車は元の状態がわからないほど互いにぶつかっている状態だった。駐車場の管理会社によると設置されていた排水ポンプは当初正常に作動していたが、停電で止まったとみられるという。管理会社としてはまず所有者に被害を確認後、車を運び出す方針だという。しかし今夜になって、車の出入り口に設置していた浸水を防ぐための装置が大雨の前から故障していたことが関係者への取材でわかった。3か所ある出入り口の内、2か所で装置が作動しない状態だったという。
自民党の総裁選で、これまで沈黙を守ってきた高市早苗氏が出馬の意向を正式に表明した。約2週間ぶりに公の場に姿を見せた高市氏は、「必要なのは暮らしや未来への不安を夢や希望に変える政治。命がけで頑張る」などと語った。総裁選への挑戦は今回が3度目で、会見に先立ち前回支持を受けた麻生最高顧問と面会したことも明らかにした。ただ麻生氏が今回も高市氏を支持するとは限らず、高市氏の会見から2時間後には小泉氏が麻生氏の事務所を訪れていた。麻生派の議員は複数の陣営に入っているが、上位2人の決選投票にもつれこんだ場合派閥としてまとまった行動に出る可能性がある。麻生氏は今月、派閥のメンバーを前に「消費税率を下げるべきという意見は多くはない」などと語っていた。それは去年の総裁選で戦略的な財政出動を訴え、食料品の消費税率ゼロを唱えてきた高市氏とは異なる考え。一方林芳正氏は「林プラン」と銘打った政策を発表した。柱は実質賃金の1%程度の上昇を定着させ、持続可能な社会保障制度を構築すること、自民党を改革することなど。夕方には自民党本部でSNSのライブ配信を通じて、総裁選のキャッチコピー「#変われ自民党」が発表された。総裁選は来週月曜日に告示される。
20年以上の歴史があり、かつてはトランプ大統領も出演していた人気トーク番組が突然無期限の放送休止に追い込まれた。右派の活動家が射殺された事件をめぐり、司会のジミー・キンメル氏がトランプ支持者を批判したことが引き金になったと言われている。番組に呼ばれることは今を代表する人、一流である証だった。劇場からは収録機材が次々に運び出され、今後ここで収録が行われないことを意味していた。
ジミー・キンメル氏は番組で「MAGA派の一味はチャーリー・カークを殺害した青年について、自分たちと仲間でないと必死になっている。事件は政治利用され、最低の状況になった」と語った。「容疑者家族は“MAGA派”」という情報があり、それを皮肉った発言だった。この放送の後、FCC(連邦通信委員会)のブレンダン・カー委員長は「キンメルの嘘は悪意に満ちている。ABCはキンメルを処分すべきだ」などと言及。FCCなどは放送免許を所管するため、トランプ政権から直に圧力がかけられた形。この数時間後、番組を制作しているABCが無期限放送休止を決定した。ジミー・キンメル氏の番組は「笑いは人をつなぐ橋」を信条に、時の大統領も出演する20年以上続いた看板番組だった。ブッシュ大統領のスピーチライターだったデイビッド・フラム氏は「これはキャンセル・カルチャーではなく弾圧だ。“この台本を読みなさい”という政府の命令だ」などと批判した。暗殺されたチャーリー・カーク氏をめぐっては、批判した人々が解雇されるケースが増えている。パイロットや医療従事者、教員。シークレットサービスといった人々が解雇され、密告も奨励され始めた。メディアへの締め付けやリベラル思想への弾圧は、今後さらに強くなることは避けられない。
自由の国であるはずのアメリカで、トランプ政権に批判的とみられるメディアで異変が起きている。アメリカの3大ネットワークでは、看板番組として“深夜トーク番組”に力を入れてきた。名物司会者がおり、政治など時事問題を風刺し政権を揶揄する内容で人気を集めてきた。今回トランプ氏に批判的なABCテレビが、深夜トーク番組の「ジミー・キンメル・ライブ!」を無期限の放送休止にした。またトランプ氏に辛辣なことで知られたCBSのトーク番組は、今年7月に番組の打ち切りが発表されている。CBSは「純粋な財務的判断」としているが、米メディアは「トランプ政権の承認が必要な親会社・パラマウント社の合併問題をめぐる忖度か」などと指摘している。残るNBCのトーク番組についても、トランプ氏はSNSで「打ち切るんだ!NBC」と投稿している。露骨な圧力に放送局の側が屈した形。上智大学の前嶋和弘教授は「トランプ政権が“放送免許の剥奪”をちらつかせている。対抗するのは正直難しく、歯止めになるはずの議会は共和党が多数。残る手段は司法だが、判断には時間がかかる。言論が弾圧された反トランプ派の不満が募り、社会の緊張がより高まるのではないか」などと指摘している。
佐賀県吉野ヶ里町の伊東健吾町長は、第三者委員会にパワハラがあったと認定された。パワハラを受けた元財政協働課長の男性は、パワハラを訴えたのち去年11月に亡くなった。今のところ亡くなったこととパワハラの因果関係はわかっていない。第三者委員会の報告書では、元課長に対し「おまえは建設課長に代わった方がいい」などと発言したという。町長は責任をとるとして、自らを減給処分にすると発表した。元課長の遺族は「第三者委員会がパワハラと認定した時は安堵はしていたものの、死亡とパワハラの因果関係がなぜはっきりしないのか腑に落ちず、憤りを感じる」などとコメントしている。
韓国の尹錫悦前大統領の妻、金建希被告をめぐる疑惑を捜査する特別検察官は、請託禁止法違反や政治資金法違反などの容疑で、旧統一教会の韓鶴子総裁の逮捕状を請求したと明らかにした。韓総裁はきのうの取り調べでおおむね容疑を否認していて、「証拠隠滅の懸念が大きい」と請求の理由を説明している。週明けにも逮捕状を発付するかどうかの審査が行われ、認められれば即時逮捕となる見通し。
全国の天気予報を伝えた。台風17号に加え、18号と19号が発生した。
大相撲九月場所5日目、大の里と王鵬が対戦。きのう早くも土がつき連敗が許されない横綱・大の里は、難敵・王鵬を突き落としで下した。
プロ野球セ・リーグ、バンテリンドームナゴヤで中日とDeNAが対戦。5連勝中のDeNAは3回に先発・石田裕太郎がタイムリーツーベースを浴び、中日に勝ち越しを許した。DeNAは2点を追う5回、ツーアウトからチャンスを作り筒香嘉智の逆転3ランで試合をひっくり返した。DeNAは6連勝で2位をキープ。
明治神宮球場でヤクルトと巨人が対戦。3位の巨人は2回、先発・森田駿哉がヤクルトの山田哲人に10号ソロを浴び、リードを2点に広げられた。追いかけたい巨人打線だが、ヤクルトの先発・高橋奎二に8つの三振を喫し得点を奪えなかった。巨人は2位・DeNAとのゲーム差が2に広がった。
MAZDA ZoomーZoomスタジアム広島で広島と阪神が対戦。阪神は3回に森下翔太が22号2ランホームランを打ち、その後も打線がつながって快勝した。
ベルーナドームで、西武とオリックスが対戦。3位・オリックスは1対1の9回、2番手・岩嵜翔がサヨナラのピンチを招いた。西武は炭谷銀仁朗がタイムリーを打ちサヨナラ勝ち。クライマックスシリーズ進出を争うオリックスは痛い連敗を喫した。
ZOZOマリンスタジアムでロッテと楽天が対戦。新人王争いをするロッテの西川史礁は2安打をマークし、新人王へ一歩前進。ロッテはその西川が作ったチャンスで、3番・高部瑛斗のタイムリーなどで序盤に大量得点を奪い快勝した。