2025年9月15日放送 21:54 - 23:10 テレビ朝日

報道ステーション

出演者
小木逸平 大越健介 ヒロド歩美 安藤萌々 松坂大輔 細川栞 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(ニュース)
手荷物検査で「80回ほど盗んだ」

羽田空港の保安検査場で手荷物から現金を盗んだとして、検査員として働く男が逮捕された。男は70件から80件もの犯行を重ねていたと供述している。「スリルを味わいたかった」としていて、わずか数十秒の間に次々と現金を盗んでいたという。

手荷物検査で検査員が窃盗か

3連休の初日、多くの乗客で賑わっていた羽田空港。飛行機への搭乗前に誰しもが通る保安検査場で、保安検査員の容疑者が乗客の荷物から現金9万円を盗んだ疑いで逮捕された。保安検査場は、機内に持ち込むことができない危険物などをX線で調べる場所。乗客は原則、全ての荷物をトレイに載せなければならない。案内係や映像を監視する係など多くの検査員で成り立っていて、法律でも人員配置などが細かく規定されている。おととい30代の男性が、手荷物と共に現金11万円ほどをそのままトレイに載せレーンに出した。このとき容疑者は荷物を整えるふりをして、9万円を抜き取り自らのポケットに入れていた。そして検査が終わらないうちに40m離れたトイレに移動し、トイレットペーパーの芯に隠して勤務後に回収しようとしたという。手荷物の現金がなくなった男性が指摘したことで、事件は発覚した。容疑者は当初否認していたが、警察から追及されると「バレるかもしれないスリルを楽しむために盗んだ」と供述したという。「8月ごろから70~80件くらいやった」「二つ折りの財布から盗み取っていた」とも話しているという。信頼関係で成り立っていた保安検査場で、その信頼は裏切られた。警視庁は余罪があると見て捜査を進めている。

住宅に侵入試みるクマ

きのう夜、福島県喜多方市の住宅に窓から家の中に入ろうとしたツキノワグマが現れた。住人が窓を閉めなんとか侵入は阻止したが、外で飼っていた犬はクマに襲われたとみられる傷があり、しばらくして死んだ。この住宅がある周辺では7月から4件のクマの出没情報があった。いずれも人がいる建物に入ろうとする例はなかった。岩手大学農学部の山内貴義准教授は「エサを求めて民家周辺を歩いていて、人も現れて興奮状態で通常の状態ではない」などと語った。おとといには南会津町で高齢者介護施設にクマが侵入した。建物に侵入するクマの例は宮城県でもあり、飼育していた七面鳥など13羽が食べられる被害があった。連日の侵入で住民は対策をしていたが、網を破って入ってきたという。クマが子連れの場合母グマは気が立っている状態のため、特に警戒が必要だという。

ルビオ長官 訪問の”意図”

ガザ市への空爆を強化するイスラエル。今後の地上作戦に向け、住民を強制的に退去させる狙いがあると言われている。エスカレートする攻撃に国際社会からの批判が強まる中、アメリカのルビオ国務長官がエルサレムを訪れた。ルビオ氏は会見で「ハマスは今も危険分子であり、存在するかぎり湾岸地域に平和はない」などと語った。カタールへの空爆は批判しなかった。

両国の”蜜月”を演出か

ルビオ国務長官がネタニヤフ氏と揃って姿をみせたのは、ソロモン王が建てたとされる神殿を囲む「嘆きの壁」。エルサレムを「永遠の首都」と認めるアメリカの姿勢を、再確認するものだったという。カタール・ドーハに集まっていたハマス代表団を攻撃したイスラエルと、その攻撃に強い不満を表明していたアメリカ。「嘆きの壁」の訪問は、その溝を払拭するような演出だった。ルビオ国務長官は出発前に「起こったことは起こったこと」と話していて、アラブ諸国の首脳がカタール攻撃をめぐり緊急協議する中での訪問だった。数時間前に終わった協議では、ハマスが拘束する人質全員の解放やガザの再建などが話し合われたとみられる。

空爆激化”地上作戦”秒読み

イスラエルによるガザ市制圧作戦は先月下旬から始まり、6万4871人が死亡している(ガザ地区保護当局発表)。CNNはイスラエル当局者の話しとして、15日にも地上作戦を開始すると伝えている。人々の生活の破壊が、ガザで続いている。

SLが山間部で”車両トラブル”

JR西日本によると、SLやまぐち号が山口市の仁保駅から約4.5kmの地点で立ち往生した。原因は車両の不具合で、約3時間後に自走して駅に戻ったという。当時約200人が乗っていたが、体調不良を訴えた人はいなかった。乗客はJRが手配した代替バスに乗り換え、移動したという。

川遊びで中学生が死亡

きょう午後3時すぎ、熊本県八代市で「13歳の男の子が遊泳中に行方不明になった」といっしょに遊んでいた友人から通報があった。警察と消防が捜査したところ、午後5時半過ぎに川の中から初代氏の中学2年生が見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。河川敷で遊んでいて流されたとみられている。

小泉陣営に加藤勝信氏

自民党総裁選に出馬する小泉進次郎農水相の陣営に、加藤勝信財務相が選対本部長として加わる方向で最終調整していることがわかった。小泉氏としては加藤氏を起用することで保守層を取り込む狙いもあり、前回公約に掲げた選択的夫婦別姓の導入についても前面には打ち出さない考え。小泉氏、林芳正氏、小林鷹之氏、高市早苗氏は今週出馬会見する見通しで、茂木敏充氏を含めた5人で争う構図が固まってきた。

敬老の日 猛暑で”異変”も

暦は進めど、季節は進まず。秋の訪れを告げる花には異変が起きていた。埼玉県小鹿野町にあるダリア園では、ダリアの背丈が低いまま。

シニア層 ディスコで”フィーバー”

きょうは「敬老の日」。福岡県みやま市の市民センターは、バブル期を象徴するディスコ「マハラジャ」に早変わりした。会場はシニアの熱気に負けないよう、強めに冷房がかけられていた。

京都 猛暑日が累積60日

外はうだるような暑さで、東海から九州にかけての各地で猛暑日を記録した。京都では猛暑日がきょうで60日を数え、熱帯夜は64日に達している。猛暑日と熱帯夜が共に60日以上となるのは、国内では初めてのこと。清水寺の参道にある土産物店で売れているのは、ハンディファンだという。

プール営業 残暑で”延長”

埼玉県所沢市の「西武園ゆうえんち」では本来きょうがプールの最終営業日だったが、きゅうきょ次の週末も営業することを決めた。

「汗だくに…」秋のイベント

東京・日比谷公園で開かれていたのは、食欲の秋を楽しむイベント「肉祭」。厨房では暑さ対策が取られていた。ただきょうは曇り空だったこともあり、東京都心は猛烈な暑さとはならなかった。

(気象情報)
今年最後の猛暑日 秋の気配も

暑さの出口がようやく見えてきた。猛暑日は今週が最後というところが多くなりそう。東京では週の後半は昼でも25℃の予想となっており、北日本では早くも紅葉が進んでいるところがある。ただ今週前半にかけてはまだ暑さが続きそう。今週水曜、木曜日にかけてが関東最後の猛暑日となりそう。

秋到来”日本一早い紅葉”始まる

日本一早い紅葉で知られる北海道大雪山系黒岳では、猛暑の影響で例年よりもスタートは遅かったものの、山頂から7合目にかけて紅葉が進んでいる。見頃は来月上旬まで。

(ニュース)
ポイント禁止前に”駆け込み”

1000万人以上が利用している「ふるさと納税」。仲介サイトを利用した場合に返礼品とは別に行われていたポイントの付与が、今月いっぱいで禁止となる。そのため今駆け込み需要がピークを迎えている。東京駅では返礼品を味わって決められるイベントが開かれ、盛況を見せていた。駆け込まれる側もフル回転で、北海道白糠町の水産加工場は朝から大忙しだった。北海道はふるさと納税で件数・額共にダントツだが、中でも白糠町の納税額は去年トップだった。取材した水産加工場では1日に2400個もの返礼品を出荷していて、設備投資も行われていた。ふるさと納税の仲介サイトによっては、寄付額の最大10倍のポイントが返ってくるキャンペーンを打っているところもある。これに「NO」を突きつけたのが総務省だった。

寄付額上位の町では福祉充実

そもそもふるさと納税は、納税者が能動的に地方創生へ参加できるところに大きな意義がある。かつて炭鉱の町として栄えた北海道白糠町も今や人口7000人に満たないほどになり、資源不足で魚業の経営安定化も喫緊の課題となっている。町にとってふるさと納税の税収は、公共施設の建設や子育て支援などに大きく貢献している。

「体験型返礼品」で納税額増

ふるさと納税は、2000円を引いた額が住民税や所得税から控除される。その分は地方などの寄付先に行くため、東京都の税金の流出は年々増加している。東京都千代田区では去年10月から返礼品を開始し、都心で飲食や宿泊に使えるデジタル商品券を用意した。返礼品は物に限らず、寄付先の自治体を実際に訪れて体験する返礼品も制度上認められている。千代田区によると今年度の流出額は21.8億円で、対する寄付額は16億円を見込んでいるという。港区では、水族館を閉館後に貸し切り入場できる返礼品を計画している。

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