2025年9月5日放送 21:54 - 23:10 テレビ朝日

報道ステーション

出演者
板倉朋希 徳永有美 大越健介 ヒロド歩美 安藤萌々 所村武蔵 細川栞 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(ニュース)
橋幸夫さん 死去

歌手・橋幸夫さんがきのう亡くなった。82歳だった。橋幸夫さんは今年5月にアルツハイマー型認知症を患っていることを公表。6月からは入院生活を送っていた。一度は引退も現役復帰した橋さんは歌に捧げた人生だった。

歌手・橋幸夫さんが82歳で亡くなった。17歳の時に「潮来笠」でデビュー。120万枚のミリオンセラーで1960年に第2回日本レコード大賞新人賞を受賞、紅白歌合戦に初出場を果たした。舟木一夫さん、西郷輝彦さんと共に「御三家」と呼ばれ、アイドル的人気を博した。俳優・吉永小百合さんとのデュエット曲は260万枚の大ヒットと言われている。コミカルな曲「恋のメキシカン・ロック」でお茶の間を賑わせたときも。声帯の筋肉の衰えを理由に80歳で一度引退を宣言した。それから1年後、引退を撤回するとして謝罪会見を開いた。今年5月、橋さんの所属事務所の夢グループ・石田社長が橋さんについてアルツハイマー型認知症が進行していることを明かした。6月のコンサートの後、2回ステージに立ったがその後入院。きのう夜、肺炎のため亡くなった。吉永さんは「二人で歌った『いつでも夢を』は私の宝物です」などとコメントした。通夜は9日、告別式は10日に行われる。

台風15号の猛威 “突風”被害も

静岡・牧之原市で発生した突風により23人が重軽傷を負った。台風15号は先ほど温帯低気圧に変わったが、各地で線状降水帯を発生させるなど大雨をもたらした。愛知・岡崎市は広い範囲で冠水した。弁当を配達中の男性は車を進めることができなかった。けさ、和歌山県に再上陸した台風15号はやや発達しながら日本列島を横断した。静岡県では線状降水帯が3回発生。最初の線状降水帯ができたのと同じ頃、竜巻とみられる突風が吹いた。電柱は根こそぎ倒れ、屋根が吹き飛んだ住宅もあった。突風が発生していた時間帯に撮影された映像を紹介。突風で屋根が飛ばされた住宅の持ち主は仕事で外出中だった。庭に止めていた車は15mほど飛ばされ無惨な形になっていた。窓ガラスが割れた家では住民がガラスでけがをしていた。牧之原市では少なくとも23人が重軽傷を負い、住宅37棟に被害が出ていた。

静岡・吉田町では火災が発生。会社の倉庫が燃えていた。近隣の工場からの飛来物が倉庫や車にぶつかり炎上したという。SNSに寄せられた情報などを集めると、竜巻とみられる突風被害は5キロほどの範囲に及んでいることが分かった。

台風の上陸が1年で最も多いのは9月。竜巻の発生件数が最多なのも9月。竜巻が起こりやすいのは台風の中心から離れた東側。茨城・日立市でも突風が車を持ち上げた。駅前の駐車場では車がひっくり返っていた。茨城県北部に竜巻注意情報が発表されていた。神奈川では午後3時すぎ、線状降水帯が発生。鎌倉市では鶴岡八幡宮の鳥居周辺も水に覆われた。小町通り近くも道路が川のようになり、鎌倉駅前の道路は冠水で通行止めとなった。周辺の店は片付けに追われていた。

突風被害で23人重軽傷 停電も

23人が重軽傷を追う突風被害があった静岡・牧之原市から中継で伝える。午後9時頃に確認された8500戸以上の停電は続いている状況。住宅などにも大きな被害が出ている。外壁、屋根、窓ガラスが吹き飛び多くの住民が避難せざるを得ない状況となっているが、電柱で道がふさがり車も出られない。電気の復旧には数日かかる見込み。

総裁選前倒し 4割が“要求”

総裁選前倒しについて自民党議員の4割が要求していることが分かった。今夜、石破総理は自らに近い議員たち国会近くのホテルで会合を開き、総裁選をめぐる対応を協議していたとみられる。鈴木馨祐法務大臣が石破内閣の現役閣僚として初めて前倒しを表明。神田法務政務官は「だいぶ賛成が多い雰囲気」、五十嵐環境政務官は「参議院のほうはどうなるかよくわからない」などと述べた。当選2回の議員が国会内で情報交換。小泉農水大臣は「一致結束につながる対応が必要だと考えている」と述べた。臨時総裁選は国会議員と都道府県連の総数の過半数172が要求すると決まる。ANNの取材では都道府県連で要求するのは16、要求しないのは5となっている。要求する方針の国会議員は全体の4割ほど。要求しないのは約50人。未定・不明が120人ほどいる状況。北海道函館市が地元の向山淳衆議院議員は総裁選前倒しを要求することを決断した。麻生氏はおととい、総裁選前倒しを要求することを表明している。今夜、麻生最高顧問は茂木前幹事長と都内で会談。対応などについて意見交換したものとみられる。平デジタル担当大臣は「党を改革しようとしている中で派閥を残した人たちが得をするとか流れをつくるということでは自民党が先祖がえりをしてしまう」などと述べた。

石破総理は関税交渉のため赤沢大臣をアメリカに派遣し対日関税をめぐる大統領令への署名を歓迎した。これで石破氏が総理を続ける理由としていた関税交渉は一段落した。石破総理は「トランプ大統領とともに日米関係の黄金時代を共に築いていきたい」などと述べた。さらに石破総理は物価高に対応する追加経済対策を「今秋に策定する」と表明した。自民党幹部からは“前倒し総裁選”を来月初めにも行うとの声も出ている。

4割が「要求する」現役閣僚も

自民党総裁選前倒しを巡る最新の情勢をスタジオでまとめて紹介。党の規約では国会議員と都道府県連あわせて342のうち、過半数の172の要求があれば総裁選を実施できる。午後7時の時点では国会議員は120が要求側に入っており、このうち副大臣や政務官は少なくとも20人含まれており、鈴木法務大臣も要求側に入った。一方都道府県連についてもつい先程、東京都連が要求の意向を示したため、16の都道府県連が要求側に回ることになった。ただ、いまだに120の国会議員、26の都道府県連が態度を明らかにしていない。仮に前倒しを実施する場合、10月に行う公算が高まっているが、党員票を加えるフルスペックで行う可能性が高まっている。

なぜ?党内で高まる「危機感」

政治部自民党担当の澤井尚子記者による解説。きょうは閣僚からも総裁選前倒しの声が上がり、党の役職つきの議員の中にも一定数が同様の意向を持っている。週末、各都道府県連の意思決定次第では、一気に雪崩を打つ可能性もあると分析した。今回の動きの中心になっているのは若手・中堅の議員で「自民党をゼロから作り直す」という熱量が広がっている。彼らからは「国政選挙で2回もノーを突き付けられたのに、何もしなければ、国民からいよいよ見放される」という強い危機感がでていると言う。

石破総理 今夜 側近らと会合

政治部官邸キャップの千々岩森生記者による解説。石破首相は先日の両院議員総会でも「多くの同士を失った。総裁たる私の責任だ」と、党内の思いを受け止める発言はしている。ただ一方で、総理は周辺に「誰がやっても大変な選挙」と話しており、反発して進退について頑なになっている側面があるという。総理側近は所属議員らに「総裁選の前倒し」に賛成しないよう説得しており。総理本人から働きかけがあったと話す議員もいた。 今夜、石破総理は側近の閣僚や秘書官らと都内のホテルに集まっているという。実は官邸内では「身を引くべき」という意見も出たが強い反対によって消えた。週末もギリギリまで局面の打開を模索していくという。

大越健介は「内外ともにいろんな問題が山積みになっていてその中で、石破おろしなんかやってる暇あるのという国民の厳しい声があるのは事実だし、石破総理にとっては続投を目指すうえでその声が強みになっている。ただ、一方で自民党の執行部が先日、取りまとめた総括の文書には「解党的出直しに取り組む」。一度党を壊すくらいのことをしなければだめなんだと明記されている。そこにこそ、まさに石破さんが抱える自己矛盾というものがあるのではないか」と指摘した。

放火殺人か“隣人”の女を逮捕

青森県八戸市のアパートで火事が起き、1階に住む81歳の女性が死亡した。火事から10日余りが経ったきょう、隣の部屋に住む51歳の女を殺人などの疑いで逮捕した。事件当時、女性の部屋は鍵がかかっていなかった。容疑者は、その部屋に侵入し室内で火を付けたとみられる。警察は「裁判員裁判の対象事件」として容疑者の認否を明らかにしていない。

成田真由美さん 死去

パラリンピックで通算15個の金メダルを獲得した成田真由美さんがきょう午前1時48分、病気療養中に死去した。55歳だった。東京大会後に引退し、次世代の育成や社会への理解促進に尽力していた。

国防総省を「戦争省」へ

アメリカのトランプ大統領は、国防総省の第2の名称を「戦争省」という大統領令に5日署名する予定だと地元メディアが伝えた。大統領令では国防長官も戦争長官とするよう求めているが、名称変更には議会の承認が必要だ。トランプ氏はヘグセス国防長官に立法措置と行政措置の両方提案できるよう指示する方針だ。

(気象情報)
気象情報

週末の気象情報を伝えた。

(スポーツニュース)
連覇へ 若き侍の夏は終わらない

18歳以下の若き侍ジャパンが挑む野球のワールドカップが今日開幕。日本はイタリアとの初戦を迎えた。初戦のスタメンでは3~6番まで横浜高校のメンバーが並んだ。5番を任された奥村頼人は「横浜の監督から横浜魂を見せてこいと言われた」と話していた

若き侍“世界連覇へ”初陣

若き侍ジャパンがW杯初戦でイタリアと対戦。苦しみながらも4-1と投手陣の踏ん張りで初戦を勝利でスタートした。

若き侍“世界連覇へ”まず1勝

イタリアの逆転を防いだ守備を見せた為永は「きょう勝てたことで明日からまた頑張っていきたい」と話していた。

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