- 出演者
- 小木逸平 ヒロド歩美 下村彩里 安藤萌々 所村武蔵 細川栞
オープニング映像。
関東では週末にかけて40℃近い暑さが予想されていて、猛烈な残暑がまだまだ続く。それに伴い警戒が必要なのが、突風の被害。きのう埼玉県坂戸市で発生した突風について、気象庁は「ダウンバーストまたはガストフロントの可能性が高い」と発表した。
気象庁の3カ月予報では「秋の深まりといった季節の進行が遅くなる」と予想されている。そんな異例の暑さが、大気の状態を不安定にしている。突風に襲われた埼玉県坂戸市では養鶏場の鶏舎の屋根が飛ばされ近くの電柱に衝突し、計5本の電柱が倒れたという。当時撮影された映像では、横殴りの雨が降る中雷が響いていた。坂戸市の隣の川島町も、突風に襲われていた。釣り堀ではひょうによる急激な水温の低下と停電による酸素の供給停止で、錦鯉や金魚約500匹が死んでしまったという。同じく坂戸市と接する東松山市でも突風が吹き荒れ、所沢市のベルーナドームでも停電が発生しプロ野球の試合が一時中断した。きのう関東は日中危険な暑さで、坂戸市周辺は40℃に迫るほどだった。その影響で大気の状態が不安定となり、活発な積乱雲が次々と発生。地上では激しい雨やひょう、突風などの被害に見舞われた。突風は7~9月に約55%が発生する。2013年9月にさいたま市で発生した竜巻では76人が負傷し、2000軒を超える住宅に被害が出た。今年異例の暑さがまだ続くとなれば、突風の発生しやすい状況が今後も続く恐れがある。
きのうは大気の状態が非常に不安定で、発達した積乱雲が発生した。埼玉県や群馬県付近で発生した雨雲が爆発的に発達。気象庁によると、埼玉県坂戸市の突風はダウンバーストまたはガストフロントの可能性が高いという。ダウンバーストは1年の中でも夏に発生することが多く、夏に気温が上がることで上昇気流が発生して積乱雲が発達しやすくなる。今年はまだ40℃に迫る暑さが続いているため、まだ積乱雲が発達する可能性がある。気象庁が発表したこの先1ヶ月の気温の傾向をみると、全国的に平年よりも高くなる見通し。突風が起きる前には雷が発生することが多いため、雷の音が聞こえたらすぐに頑丈な建物に避難すること。
フジテレビは、港浩一前社長と大多亮元専務に対して損害賠償訴訟を起こした。請求額は50億円。今年6月末までにフジテレビが被った損害額約453億3500万円の一部として、2人に連帯して支払いを求めるとしている。訴訟に至った理由は、一連の問題に対する対応。港氏らは当初「個人間のトラブル」ととらえ、コンプライアンス部門に共有せず事実関係の調査も行っていなかった。フジテレビは事実関係の調査や対策チームの設置など、2人が「取締役として果たすべき義務を怠った」と指摘している。また1月末までにCMを差し止めたのは311社にのぼり、フジテレビの広告収入は大きく減少した。一連の問題の法的責任の有無について、利害関係のない外部の独立した法律事務所に分析業務を委任し調査・検討をしてきたという。その分析結果をもとにきょう提訴した。
中居正広氏とフジテレビの元社員の女性との間に起きた一連の事案をめぐっては、これまでにフジ・メディアHDの歴代の経営陣らに対して株主が約233億円の損害賠償を求める株主代表訴訟を起こしている。今回は子会社のフジテレビが前社長らを訴えたというもの。被告は港浩一前社長と大多亮元専務で、損害賠償50億円を求めている。理由として、両被告は必要な対応を行う義務があったにもかかわらず怠った、それによってフジテレビが被った453億3503万6707円の損害の一部として50億円の支払いを求めるという。永沢徹弁護士は「訴訟の目的はけじめをつけるため。前社長ら旧経営陣が義務を果たしていなかったと認めさせ、今の経営陣とは違うとはっきりと線を引く。今後は人権とコンプライアンスを最重要という姿勢を明確に示すためでは」と指摘している。金額について、永沢弁護士は「フジテレビ側は両被告が50億円すべてを払えるとは思っていない。ただ損害額が450億円以上で、仮に請求金額を数億円にすると『身内に甘い』『忖度している』という指摘もあり得るため、本気度を示す証しとしての金額ではないか」と話していた。過去の事例では和解に持ち込み支払いが減額される場合もあったが、一般的には被告の全財産を明らかにしその資産内で支払う形になるという。
秋葉原ダイビルには警備員もいるが目の届く範囲はごくわずか。およそ50台のカメラを通してAIが学んだ日常にはない違和感を監視する。行動認識AIは骨格モデルを解析、どのような行動をとっているか見守るAI。アジラ・広報の濱崎さんは人間が直感的に違和感、おかしいと思うような事も我々も追求して製品の方に反映させているとコメント。AIによる監視の目は大企業に限った話ではない。個人の家でも活用が可能。警察庁のまとめでは去年の重要犯罪検挙数1万2378件のうち2324件で防犯カメラなどが容疑者の特定につながった。プライバシーの問題、監視社会への懸念とどう折り合いをつけるのか?東京都立大学・星教授は社会的に許容される設置目的でその範囲での利用が求められていくとコメント。
レッズ戦に先発登板した大谷翔平は4回までに8奪三振で、中でもカーブが際立った。今季2.5%しか投げていなかったカーブだが、リハビリの最終段階として多く投げることを決めていたという。4回には大谷がチーム初ヒットを放つと、その後打線がつながり一挙4点を奪う。大谷は5回1失点でマウンドを降り、749日ぶりの勝利を手にした。試合後大谷は直近の2登板で5イニング投げ切ることができなかったので、きょうは5回を投げきれたというのが1番良かった点などと話した。
きょう赤沢大臣の10回目の渡米で共同文書が作成されるはずだった日米関税協議だが、けさ出発直前になって訪米が取りやめになった。大臣が足を運ぶ前に事務レベルで協議を重ね、話を詰めておくのは通常のこと。ただ今回の関税交渉においては事務レベルの調整を飛び越え、アポなしで訪米するのが赤沢大臣の身上だったはず。加えて、交渉相手のベッセント財務長官やラトニック商務長官とは親密な関係にあると折に触れて述べていた。それがなぜ、ドタキャンに。
一連の関税交渉の中で、日本はアメリカに80兆円規模の投資を行うことを約束している。もっとも、その内容を共同文書としてまとめることには一貫して否定的だった。しかしそれを作成し、代わりに未だ実現していない自動車関税引き下げや相互関税の特例措置の実施を引き出そうというのが今回の狙い。だが、実際は事務方のみがワシントンへ向かった。政府関係者によれば、共同文書の内容については日米間で歩み寄りがみられるものの、関税を引き下げるための大統領令が出る見通しが依然として立たないという。ちなみに日本と似た状況にある韓国は今週トランプ大統領と首脳会談を行っているが、目立った進展はなかった。ラトニック商務長官は、先日の閣議で「アメリカに市場を開かない日本と韓国からは合計9000億ドルを取り付け、アメリカの経済安全保障に投資できるようにした」と発言していた。
関税交渉をめぐって直前での訪米キャンセルとなった背景に、何があるのか。本来は午前10時過ぎに羽田空港を出発して、すでに合意をしている80兆円規模の対米投資の詳細を合意文書にまとめる一方で、日本への関税引き下げを実行するようアメリカに求める考えだった。急きょ訪米を取りやめたその理由について、林官房長官は「アメリカ側と事務的に議論すべき点があることが判明し、“事務レベル”で協議を続ける」と説明している。関西学院大学の渋谷和久教授は「合意文書案を作ったのは、文書作成を求めたアメリカ側だと思われる。その文書案に日本側の主張が盛り込まれず、署名できる内容ではないと判断し訪米を取りやめたのでは」とみている。また「経験上、アメリカ側に都合の良いことしか書かれないことはよくある」とも指摘していた。今後について、渋谷教授は「合意文書がまとまらないからといって、すでに合意した内容そのものが破棄にはならない。トランプ大統領の“失点”にならないよう、アメリカも実現を目指すだろう」とし、「今後日本がリードし、修正案を速やかにつくることで関税引き下げの早期実現につなげるべき」と話していた。
ウクライナ当局によると、ウクライナの各都市にロシア軍の弾道ミサイルとドローンによる大規模な攻撃があった。首都キーウではアパートに直撃するなどの被害があり、少なくとも子ども4人を含む18人が死亡、38人がけがをしている。またEU(ヨーロッパ連合)代表部の事務所も被害を受けたという。ゼレンスキー大統領は「この攻撃は停戦を求めてきた世界の人たちに対する明確な回答だ。ロシアは交渉ではなくミサイルを選んだ」とSNSに投稿した。
今月20日、神奈川県愛川町の住宅の敷地内で「人骨のようなものが捨てられている」と、土地の管理者が駐在所を訪れて通報した。捜査関係者によると敷地にある資材置き場に不法投棄された袋があり、中から人の骨のようなものが発見されたという。骨のようなものは複数あり、かなりの年数が経過しているとみられている。警察は司法解剖を始めていて、身元の特定を急ぐとともに死体遺棄事件として調べている。
これまで新幹線の乗車チケットは駅窓口や券売機、インターネットなどで購入することができたが、10月4日からはLINEでも購入可能になる。対象は東海道新幹線、山陽新幹線、九州新幹線の東京ー鹿児島中央間で、新幹線予約の公式アカウントから購入できる。決済方法はPayPayのみで、乗車日の1カ月前から発車4分前まで購入可能だという。
この時間も局地的に雨が強まっていて、現在大雨警報が熊本県に発表されている。東京都心の最高気温は、5月20日に去年より23日早く真夏日を観測し、きのうまでは歴代最長となる10日連続の猛暑日となった。「猛暑フレイル」とは夏の暑さで活動量が減って動かないため食欲が減退し、筋力や体力が低下してしまうこと。猛暑フレイルになるリスクは高齢者だけではなく、若者や小さい子どもにも起こっているという。症状としては体重が減少し疲れやすく、歩きづらいなどがある。対策は熱い時間を避けて外出したり、屋内でできる運動を行うなど。
全国の天気予報を伝えた。
沖縄で各国の代表が集まるUー18ワールドカップが行われる。高校日本代表がきょう集結した。メンバーは甲子園を沸かせた選手たちを中心としたオールスター軍団で、ピッチャーの中には優勝投手となった沖縄尚学の末吉良丞も選出されている。さらにプロ注目の健大高崎・石垣元気投手などがメンバー入を果たした。野手陣では横浜高校の主将・阿部葉太が代表でもキャプテンを務める。Uー18ワールドカップは9月5日金曜日に開幕する。
メジャーリーグのナ・リーグ西地区は、ドジャースとパドレスが1ゲーム差で首位を争う。パドレスの先発はダルビッシュ有で多彩な変化球などで三振を奪うが、4回に痛恨の3ランホームランを浴び4敗目を喫した。ドジャースが勝ったため差は2ゲームに広がっている。