ホルムズ海峡の正常化が見通せない中、国家備蓄の追加放出を決めた。航空業界への影響はむしろ拡大している。背景にあるのは航空機の燃料価格の高騰で、航空機に使われる燃料である「ケロシン」は原油から精製されるが1か月で価格が2.5倍に跳ね上がった。燃料価格の上昇分は燃油サーチャージとして運賃に上乗せされ、そのしわ寄せは利用客に。影響は日本の航空会社にも広がっており、各社は運賃への反映を迫られている。日本航空と全日空は、6月発券分から国際線の燃油サーチャージを大幅に引き上げる見通し。長距離路線では負担額がさらに膨らむ可能性もある。国内19社で作る業界団体によると、それでも上昇分を補うのは難しいという。今の状況が長引けば、業界全体の負担額は年間で数千億円規模に上る可能性がある。定期航空協会の大塚洋理事長は「コストの中で大きな割合を占める航空燃料がこれだけ上がったことは大きな影響。路線ネットワークを維持していくのは大変な努力が必要」などと語った。
住所: 東京都大田区羽田空港3-3-2
URL: http://www.tokyo-airport-bldg.co.jp/
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