ワールドカップ優勝を掲げ、ラウンド32に散った森保ジャパン。笑顔の帰国ではなかったが、サポーターからは「感動をありがとう」などの声が聞かれた。会見に臨んだ森保一監督は、ブラジルに勝てなかった悔しさに満ちていた。後半はサイドからのクロスを徹底してきたブラジルだが、森保監督は「アンチェロッティ監督がこれまでやってきた戦術的な変更で、シンプルにクロスを上げてくると伝えていた」などとし、戦術変更は想定内だったと語った。会見では同点に追いつかれた後のチームの戦い方についても問われた。前半に見せていたチームのコンセプトである「良い守備から良い攻撃」は、後半になって影を潜めた。シュートチャンスが得点に結びつく確率を示す「ゴール期待値」は前半0.29差と拮抗していたが、後半日本はわずか0.04にとどまった(出典:FOTMOB)。森保監督は「ボールを奪って攻撃に移ったときに、カウンタープレスを受けて奪い返されるシーンが多かった。世界の強豪と戦うには上げていかなければいけないところ」などと語った。森保監督の去就については、「少し休んで大会の振り返りをしっかりしないといけない。いま決まっているのはそこまで」などと語るにとどめた。日本サッカー協会の宮本恒靖会長は「手順を踏まずに仮定の話はできない」などとした。後任監督をめぐっては、解説で話題を集めた本田圭佑が名乗りを上げている。山本昌邦技術委員長は「将来的に代表監督を目指してもらいたいタレントの一人」などとコメントした。
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