今日午前の東京外国為替市場の円相場は1ドル153円から154円台で取引されている。米国で発表された4月から6月のGDPの伸びが市場予想を上回り、米国経済の底堅さが意識されて円を売る動きが優勢になっている。このところ上昇基調を強めていた円相場は昨日一時1ドル151円台とおよそ2カ月半ぶりの円高ドル安水準まで値上がりした。日銀が来週開く金融政策を決める会合で追加の利上げに踏み切るのではないかという観測が出ているため。円の買い戻しは一服したとの見方もある中、来週の日銀会合を前に神経質な値動きが続きそう。