きょうから国公立大学の2次試験が始まった。多様化する大学選びについて紹介する。まずは東京大学。東京大学の今年の志願者数は過去最少の8421人。代々木ゼミナール教育情報センター・奥村直生主幹研究員によると、東大の1次選抜(大学入学共通テスト)通過に必要な点数が上がった。点数が足りないと判断した人が東大志願を諦めたのではないかという。選抜基準を厳しくした理由について、2次試験の受験者数を絞り、より丁寧に答案を採点するため。東京大学では2次試験の前期日程がきょう開始した。きょうから始まった国公立大学の2次試験。東京大学の今年の志願者数は8421人、2004年度以降で最少となった。去年、東京大学に入学したのは3126人。女子学生の比率は20.6%。その東京大学にいま熱い視線を送っているのが中国の若い世代。実は東京大学に通う外国人留学生の7割近くは中国から。先日の春節の連休では多くの中国の親子連れが東大キャンパスの下見に訪れていた。東京大学を含む国公立大学の2次試験。今年は全国175の大学に42万8500人が出願している。