きょう、2次試験の前期日程が始まった東京大学だが、推薦入試も導入している。2016年度から後期日程を廃止し、学校推薦型選抜を導入。募集が100人程度、出願は各高校から男女1人ずつまで、選考は高校の活動実績、語学力など。様々な能力を持つ人材を確保するのが狙い。さらに東京大学は今年から授業料を値上げ。約10万7000円値上げし、今年4月から64万2960円になる。教育アドバイザー・清水章弘は東大自体の人気が落ちているわけではない。大学の選び方が変わってきている。偏差値だけではない選ばれ方が増えてきたと話した。松田丈志は日本の水泳界では日本の高校からアメリカの大学に直接行く選手が増えてきた。日本の試験はそこまでにやってきた実績を見る。アメリカはこれから何をしたいか、将来的にどうなりたいかという未来を試験を通して聞いて採用する。日本も行き先を決めて選ぶという意味では、そういう風に変化してきていると話した。少子化と言われている現状がある中で全国の大学数は過去最多になった。受験生のニーズに合わせ、専門的な分野を学べる大学が増えてきているという。大学選びで重視するポイントの1位は学べる内容、2位は取れる資格。大学の知名度は7位という結果だった。「iU 情報経営イノベーション専門職大学」では就職率0%を目標に起業家を育成するなどの教育を目指している。経営に必要な知識を学び、卒業までに全員が起業にチャレンジする。「福井県立大学」には恐竜学部が4月に開設され、化石の発掘・地質調査などが行われる。一般選抜の倍率は前期:7.3倍、後期:27.3倍。清水章弘は小中高の学び方が変わってきている。今は探究型になっており、自分の好きなものと得意なものを見つけやすい環境にある。これを掘り下げたいという思いを持って大学に入る人が増えていると話した。松田丈志は目的を持って大学に行ってほしいと話した。