富士山が噴火した時の影響について。富士山は過去にも大噴火を繰り返しており、前回の噴火は1707年の宝永大噴火で、徳川綱吉の江戸時代。それから約300年間噴火なし。藤井敏嗣名誉教授は「富士山は必ず噴火するが、噴火の兆候は数時間から数日前まで分からない。」などとコメント。周辺の地域では溶岩流、噴石、火砕流のエリアから避難が必要。さらに広い範囲に影響を及ぼすのが降灰。東京都によると2日後には東京都心で5cm以上積もる分析もある。灰による交通への影響は鉄道や自動車の運行不能。ライフラインでは水道水が飲めなくなることや、停電の可能性が指摘されている。内閣府の動画では灰の重みで木造家屋を押しつぶすリスクや人々への健康被害についても伝えている。火山灰が降ると自宅にとどまることが基本となるため、東京都はゴーグルやマスクなどの備えも呼びかけている。