東京・北区のJR東日本・東京新幹線車両センターは新幹線の安全を守る重要スポット。洗浄では不純物を取り除いた水を使用し、水垢などが残りにくい。点検では傷、交換な必要な部品などを複数人でチェック。1964年10月1日、東京オリンピック開会式の9日前に開業。当時、世界最速となる時速210kmでの営業運転は日本の鉄道の技術力を世界に知らしめた。プロジェクトを牽引したのはD51形蒸気機関車を設計した島秀雄さん。当時は動力を持つ機関車が先頭に立ち、後ろの車両を引っ張る方式。単純に動力を強くすれば210kmを実現できるが、動力を強くすると車体が重くなる。重い機関車を走らせるには線路を頑丈にする必要がある。しかし、日本は地盤があまり強くないため難しい。島秀雄さんは床下に動力装置を分散して積み、線路が耐えられる軽さでパワーが出せるように電車方式にしたという。開業から60年、最高時速は320km。驚異的なスピードを実現できたのは車両の軽量化。0系は1両あたり約60t、最新型は約45t。アルミを使っているため軽いという。脱線、衝突による乗客の死亡事故は0。きょうの問題は「新幹線で本当にあったユニークなサービスは?」。選択肢:青「占い」、赤「カジノ」、緑「肩もみ」。