- 出演者
- 高橋茂雄(サバンナ) 加藤浩次(極楽とんぼ) 大久保佳代子(オアシズ)
オープニング映像。巨大なモノまるごと全部洗うなど放送内容を伝えた。
JR東日本の東京駅の1日の平均乗車人数は約6万5千人で北陸新幹線など全5方向へ進み総延長4000kmに及ぶ。新幹線は「E5系」や「E6系」などが存在するが常に車体はピカピカ。東京駅で運行を終えた新幹線は「東京新幹線車両センター」へと向かう。その車両センターに徳永ゆうきが潜入。東京新幹線車両センターでは最大3編成が入庫し清掃と整備が行われている。新幹線は高速で走行中に虫などがぶつかり汚れが付着。約400mあるホームは自転車で移動する。鉄道ファンの徳永さんは貴重な経験として記念撮影を行った。
清掃に密着させてもらう。今回清掃するのは全12両、長さ約300mの「E7系」。試験を受けて運転士となった職員が動かす。側面清掃時の速度は10km/h以下で洗浄装置へと向かう。洗浄装置には左右計12本のブラシが設置されており水のみで清掃。2日に1回洗浄が行われている。洗浄装置の先には発着駅があり、そこには今年3月にデビューした「E8系」が存在する。
側面の清掃後は正面のボンネットを洗うがこれは手作業で行う。清掃を行うのは3人のスペシャリストで送電線の電源をオフにして水を直接かけ、100倍に薄めた強アルカリ性洗剤をかけたあとブラシで擦って汚れを落とす。ブラシは車体が傷つかないよう柔らかい馬の毛を使用している。終わると責任者がチェックする。本数が多い場合は1番線で洗ってる間に2番船が入ってきて洗わなければいけない状態で10分ほどで作業を行わければならない。また6種類ある新幹線は全て形が違い特にE7系は顔の車高が高く窓も大きいため清掃難易度はMAXで3mの超ロングブラシを使用している。窓の清掃後は責任者が車内から窓の汚れをチェック。汚れが残っているとライトでサインを送る。
清掃員の待機部屋に潜入。時間を確認すると移動していく職員たち。その一人である榎田マイラさんは33年前にフィリピンから来日した職員で今回カメラをつけさせてもらった。向かったのは新幹線のホームで車内清掃を行う。7分で終わらないといけないという。ホームには総勢23名の清掃員が待機してやってきた新幹線に一礼してお客さんが降りた後乗車。マイラさんは普通車両1両を1人で担当している。やるべきこととしてゴミ拾い、テーブル拭き、床掃除の3つ。ゴミを見つけたら回収し、その後テーブルを拭き取り、床清掃を行う。結果6分40秒で清掃を完了をした。ちなみにグリーン車は3人体勢で清掃を行っている。
スゴ技清掃を加納にするためTESSEI相互研修センターに、新幹線の車両を完全再現をしており4日間の実習後、ベテラン清掃員から1ヶ月指導が行われる。この清掃に徳永ゆうきが挑戦。基礎ポイントなどを確認した後実施したら15分30秒だった。新幹線のホームには4分に1度新幹線が発着しマイラさんの場合は朝6時30分から午後3時まで約15回の清掃を担当している。またホーム下に清掃員の休憩室がある。
レインボーブリッジの清掃に密着。レインボーブリッジは1993年に開通した長さ約800mある鉄橋。夜9時、高さ126mの主塔へエレベーターを使って頂上まで向かう。清掃する場所はケーブル照明。ケーブルには152灯の照明が設置されており夜9時半から0時の2~3時間が行われる。テレビ初潜入であるが安全のためカメラをつけさせてもらった他ドローンで撮影をさせてもらう。清掃頻度は年1で筒状のケーブルを歩いて照明へと向かい布ウェスで汚れや鳥の糞を拭き取る。ケーブルが一番下部分に到着。地上高さになるため立入禁止の柵が設置されている。レインボーブリッジは橋梁では世界初となるケーブルイルミネーションが3色に変化できる。通常は白と緑だが祝祭日になると白とコーラルピンクが使用される。
CCTVカメラという監視カメラが設置されていると紹介。監視をしている首都高交通管制室へと潜入。約2600台のカメラで首都高の交通を監視しており、路線図の色は渋滞度合いを示している。一番多いトラブルは事故、故障、本線上への落下物が多いという。照明の制御はノートパソコンで行っているという。清掃について最初は足がすくんだやこれに向けてのトレーニングはないなど話した。
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夜11時片側の照明清掃が完了。また首都高の清掃は他にも様々な清掃を行っている山手トンネルのゼブラ板の清掃を行う。ゼブラ板は白と赤の反射素材でカーブを知らせるもので400mを規制し180mのゼブラ板を清掃するという。ゼブラ板は排気ガスの汚れが多く指で擦るとすす汚れみたいのが手につく。反射も鈍く年に数回清掃行う。 清掃は5人体勢で高圧洗浄機、洗剤付きブラシ、水洗いブラシでこすり最後にモップで仕上げる。深夜でも交通量が多いため規制は2時間までで1時間半で完了させた。レインボーブリッジの清掃もラストスパートとなる。
レインボーブリッジの清掃に密着。深夜12時になり消灯。安全第一で行うが腕が一番緊張している場所で明日キマすと話し、新品の手袋もボロボロとなっていた。
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東京メトロの清掃に密着。東京メトロは1日約651万人が利用していて、9路線あり総距離195kmあり、清掃作業は各路線の車両基地で行われる。千代田線、北綾瀬駅で運行終了後車両基地へ向かい、電車の点検や清掃を行う。清掃員数は20名で勤務時間9時40分~17時40分。この日は特別清掃の日でまるごと全て手作業で行うという。まずは車外清掃担当の梶野藤夫さんにカメラを漬けさせてもらった。車外は雨水汚れや鳥の糞などが付着している。特殊な洗剤を使うが1回の車外清掃は1時間30分で行う。水道は各号車事に設置されている。またこの日は東京気温36℃で暑さの中で清掃を行うため水分補給を行いながら続ける。ラインカラーはワックス洗剤で光沢を出す。洗うのは5両、1日4編成分を20両の清掃を行う。
続いて車内清掃を行う高實子祐子さん密着。床用の特殊洗剤でバケツでガラス用、壁用に分けて行う。床は汚れやガム、ジュースがこぼれた跡などがある。座席にはゴミがありティッシュが一番多いという。座椅子の汚れも拭き取った後、窓拭きを行う。1人で1時間30分、4~5両を清掃する。
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続いて運転席を担当する我妻敬一さんに密着。運転席の電源はオンになっているため誤って押さないよう細心の注意が必要。無線などの機器を拭き取り、最後にワックスをモップ掛けをし出入り口を拭き取れば完了。車両のワックスがけも我妻さんの担当で2度行うことでツヤが出て耐久性も上がるという。
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羽田空港の清掃に潜入。
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羽田空港の清掃に潜入。夜11時30分。国土交通省航空局の車両にドライアイスなどを積み込んでいく。そしてやってきたのは滑走路で清掃するのは灯火で設置帯灯と滑走路中心線灯を清掃する。年1300回の発着がある滑走路にはタイヤ痕により灯火が付いて本来の灯りが損なわれる可能性がある。灯火の上に車が到着すると車内のロボットアームが動く。ドライアイスを高圧噴射させ汚れを剥がし飛ばす。この間20秒で4時間で清掃は完了した。
日本屈指の観光スポット浅草。朝4時30分にレボテックの清掃職人たちが準備を開始。「浅草新仲見世商店街」の汚れをチェックした。取り出したのは高圧洗浄機用の先端ツールで2箇所のノズルから噴射し回転し洗浄で汚れた汚水をバキュームしていくという。
日本屈指の観光スポット浅草の清掃に密着。2箇所のノズルから噴射し回転し洗浄で汚れた汚水をバキュームする高圧洗浄機を使って道を清掃。バキュームした汚水はフィルターを通してろ過し自動排出される。掃除は毎月2回、商店街のみなさんにお願いしているもの他3ヶ月に1回有志の方を募ってガム剥がしを行っているという。そして5時間をかけて道の黒ずみや油汚れを落として完了した。
84歳の伝説の清掃職人の齋藤良雄さんに密着。清掃歴は68年で16歳から一筋でやっているという。清掃は良雄さんの他孫娘などがサポートしている。そんな清掃について命がけで下からロープで支えているという。現場に到着し足袋などを身につけ、腰には米袋を装備。良雄さんが清掃するのは煙突で煙突の中に入って清掃するという。本日の現場は品川区にある銭湯「大盛湯」。大盛湯では薪で風呂を焚く昔ながらのスタイルで高さ23mの煙突がそびえ立つ。危険な現場なためカメラをつけさせてもらった。
大盛湯の清掃を行うために無事故を祈り清めの塩をふりかけてから開始。かつては都内には約2600軒の銭湯があり良雄さんは1日5~6本の煙突を清掃していたが現在はガスボイラーが主流となり薪を使う銭湯は都内で90軒ほどで年に5回ほどの清掃依頼が入るという。70段のはしごを登る良雄さん、健康診断では筋肉が50代と言われたという。そんな良雄さんのトレーニング方法は健康器具を使ったもので散歩や筋トレは一切しないという。頂上へ到達し覗くと真っ黒となっていた。薪を焚くと大量のススが付着。空気の通り道が狭いと燃焼公立が下るため清掃が必要。
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良雄さんは煙突に突入していく。過去には煙突から落っこちて両手骨折したこともあるという。ロープが緩んでしまうトラブルがあったが無事で総重量20kgのススを回収。そして仕事終わりには銭湯で汚れを落とした。
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