小泉農林水産大臣が2021年度米が多く備蓄されている神奈川県内の倉庫を視察した。古古古米の保存状態を実際に確かめて品質をアピールする狙い。今日からは中小のスーパーや町の米店などを対象とした古古古米の申請が受付スタートとなる。早速コンビニ大手3社などが申し込んでおり、店頭価格は5キロ1800円程度と想定されている。備蓄米の販売について各社が今行っているのが店舗販売一番乗りの競争で、アイリスオーヤマは6月2日の発売だと一番早くなると話す。自社グループの精米工場を活用し昨日備蓄米をパック詰めしている。これに対抗する構えなのがドン・キホーテの運営会社PPIH。今日、委託した精米を実施し週明けの早い段階での販売を目指している。スーパー最大手イオンはあさって日曜日に都内の店舗で販売すると発表、価格は5kgで1980円。一番乗りを公言していたアイリスオーヤマは販売日を2日前倒し明日の朝から店頭販売開始と発表した。イトーヨーカ堂関係者は、アイリスオーヤマが販売日を早めたのが分かったのでスピード重視で明日販売するとしている。イトーヨーカドーは明日から都内の1店舗で備蓄米を販売する。