ことし1月、歌舞伎町の雑居ビルに東京消防庁の機動査察隊の隊員が立ち入った。退院たちは避難経路に物が置かれるなどの違反がないか抜き打ちで立入検査を実施し、指導を行った。こうした立入検査を強化するきっかけとなったのが25年前に起きた歌舞伎町のビル火災で、客や従業員など計44人が死亡した。この翌年に消防法が改正され、立入検査の権限が強化された。さらに東京消防庁は2019年4月に深夜営業の店にも指導できるよう24時間体制の「機動査察隊」を発足させた。東京消防庁は毎年都内の繁華街で3000棟余の雑居ビルなどに立入検査を行っているが、おととしまでに出した消防法に基づく撤去などの命令は2831件に上っていることがわかった。繁華街のビルはテナントの入れ替わりも多く、指導しても違反がなくならない現状があるとのこと。東京消防庁は立入検査の対象となる繁華街を増やすなど対策をさらに強化することにしている。
