ライドシェアの新たな制度は行き先や運賃が事前に確定している事が条件でタクシー会社ではサービスの提供を配車アプリでの予約のみに限定。会社が提供しているアプリの運営会社では制度の開始に合わせアプリで呼ぶ事が出来る車両にライドシェアを示す自家用タクシーの項目を追加。遠隔点呼は運転前に行われドライバーの健康状態などを確認する点呼をテレビ電話を通じて行うという。アルコールのチェックはドライバーが専用機器に息を吹きかけるとタクシー会社にデータが送信される。関東運輸局の東京運輸支局によると都内では昨日までに複数のタクシー会社計47の営業所からライドシェアの申請があった。タクシーの配車アプリが各社でもサービスの提供に向けてライドシェアに対応した機能を順次追加するという。神奈川県がライドシェアの導入を目指す三浦市では市が主体になって今月17日から8ヶ月間に渡って実証事件が行われる。国の制度のもとサービスの開始は認められているが県や市などは実証実験で地域のニーズや課題を把握したい考えを示している。ライドシェアを巡り全国知事会の会長を務める宮城県の村井知事らが今日国土交通省を訪れ運用の在り方など意見を交換。知事側からは東京などの大都市と地方の県庁所在地や山間部では高齢化率や鉄道などの交通事情が異なる事に配慮して欲しいという意見が出された。国土交通省側は地域の実情に応じ制度の柔軟な運用が必要だと認識が示されたという。