次は、東京の小河内ダム。小河内ダムの水源は丹波川、小菅川、峰谷川で、水道用水の供給は東京都の2割ほど。残りの8割は荒川や利根川の水が利用されている。来年で70周年を迎えるこのダムの建設は、東京の人口増加に合わせた国の一大プロジェクトだった。戦争による5年間の休止を含め、およそ19年で完成。完成後には昭和天皇と香淳皇后も視察された。小河内ダムではこの日、雨が少ない影響で、普段は見えない昔のコンクリート工場が見えていた。ダム近くの山を削った骨材や砂やセメントを混ぜてここでコンクリートを作っていた。コンクリートを運んだ回数はおよそ28万回で、昼夜問わず作業が行われた。宮島さんは、「建設に携わった方がいたから普通に電気が使えるし水が飲める」とコメントした。
