今回の都知事選は異例ずくめの選挙戦となった。その象徴となったのが選挙ポスターの掲示板。過去最多56人が立候補し、中にはほぼ裸の状態の女性の写真が掲示され警視庁から警告されたポスターもあった。更に、掲示板が48枠しかなく49番目以降に届けた候補者には都の選挙管理委員会がクリアファイルを使ってポスターを取り付けるように求めた。そして、インターネットも大きな影響を与えた。ある調査では投票先を選ぶ際にYouTubeの動画を参考にした人がどのくらいいたのかを調べたところ、石丸を選んだ人の中では大いに、もしくはある程度参考にしたという人が半数近くのおよそ46%に上っていて、小池、蓮舫を大きく引き離している。ある自民党議員は「ネット選挙がここまで票に直結したのは初めてでは」と話す。一方で、SNS上にはフェイク画像も散見された。
国際大学・山口真一准教授は「今回の都知事選が特別フェイク情報が多かったというよりは選挙の時はフェイク情報は拡散するもの。フェイク情報を見聞きしたあとに誤っているか適切に判断できている人は平均して約15%しかいない。自信がある人はフェイク情報にだまされやすく拡散しやすいという傾向がある。自分がだまされるとよく認識した上でぜひ情報検証行動をしてほしい。他メディアや日時、専門家の発言を確認する。自分が拡散したくなった時だけでも情報を検証する癖を付ける。わからないことがあればその情報を拡散しない、これに尽きる」などと話した。
国際大学・山口真一准教授は「今回の都知事選が特別フェイク情報が多かったというよりは選挙の時はフェイク情報は拡散するもの。フェイク情報を見聞きしたあとに誤っているか適切に判断できている人は平均して約15%しかいない。自信がある人はフェイク情報にだまされやすく拡散しやすいという傾向がある。自分がだまされるとよく認識した上でぜひ情報検証行動をしてほしい。他メディアや日時、専門家の発言を確認する。自分が拡散したくなった時だけでも情報を検証する癖を付ける。わからないことがあればその情報を拡散しない、これに尽きる」などと話した。