3連休初日の先週金曜日、JAFに1件の要請が。現場は積雪が予想されていた箱根町。向かう途中に思わぬアクシデントに遭遇。警察に止められた先では雪が降ったことで8台以上の車が立ち往生。道路が通行止めとなった影響もあり、現場に到着したのは要請から3時間後。待っていたのはノーマルタイヤのレンタカーで旅行中の7人家族。雪で動けなくなったという。前輪にチェーンを巻くことで脱出することができたが、坂道でスリップ。隊員は再び車に駆け寄る。牽引で雪のないところまで移動した。雪トラブルは群馬県内でも。上り坂で動けなくなっていたのはワカサギ釣りをした帰りだというカップル。スタッドレスタイヤだったが動けなくなったという。チェーンを巻いて対応した。依頼人は「スタッドレス今年入って替えたばかりなので大丈夫でしょっていう”おごり”じゃないですけどありました」と話した。スタッドレスタイヤの車が動けなくなる事態は次の日も。緩やかな坂で止まった1台の車。実は雪道用のスタッドレスタイヤにも弱点があるという。上り坂の場合はスタッドレスタイヤでも立ち往生してしまうリスクが。特に凍結した坂道はチェーンを装着した方が安心だという。この日は伊香保温泉の近くから依頼が。雪がない道を進んでいくと一部分だけ雪が残った場所が。その先では2台の車が立ち往生。2台はいずれもノーマルタイヤ。カーブだけ雪が残っていた。それでもノーマルタイヤだと動けなくなってしまう。2台のうち1台は東京から来ていた20代の6人組。大学時代の仲間で伊香保温泉に1泊し、榛名神社で厄払いしに行こうとしていた。結局、厄年の厄払いに行くことは諦めたという。この時期は関東でも山間部などに行く際は雪への備えが必要。