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- 宮根誠司 藤本万梨乃 八代英輝 金子恵美
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オープニング映像。
斎藤知事をめぐり選挙に関わったPR会社のコラムが物議を醸している。
再選を懸け、必死で訴える兵庫県の斎藤元彦知事。その足元に控える一人の女性を、番組のカメラは捉えていた。さらに、別の場所でも。斎藤知事に先んじて街宣車に上る青い服の女性。前評判を覆す圧勝から1週間今、この女性が物議を醸している。事の発端は今月20日。PR会社の代表を務めるこの女性がネット上に公開したコラム。斎藤知事とのツーショット写真とともに自らを“広報全般を担う監修者”として明かしたのは兵庫県知事選を巡るSNS戦略の詳細。コラムのいったい何が問題なのか、公職選挙法に詳しい金子春菜弁護士が内容をチェック。さらに、公職選挙法と選挙制度の関係を研究する日本大学法学部安野修右専任講師が注目したのは「主体的に選挙運動に関わっていると解釈。「運動員買収ということになり公職選挙法に抵触する可能性がある」と話す。コラムによると広報全般を担い少なくとも10個以上の業務を担っていたというPR会社だが、一昨日この問題について問われた斎藤知事は「公職選挙法に抵触するような事実はない」と釈明。コラムを公開したPR会社の代表に事実関係を聞こうと取材を試みたが、電話に出なかった。依頼内容の認識を巡り食い違うPR会社と斎藤知事。果たして真相は。
選挙運動、政治活動について国際弁護士・八代英輝がスタジオで解説。PR会社が行ったことは「コピーメインビジュアルの一新」、「SNSアカウントの立ち上げ」、「ポスター、チラシ選挙公報、政策スライドの制作」、「SNSの運用」。買収罪に関してなのだが総務省によるとインターネットを利用した選挙運動を行った者にその対価として報酬を支払った場合は買収罪の適用があるとしていて一般論としては業者が主体的裁量的に選挙運動の企画立案を行う場合には当該業者は選挙運動の主体であると解されるので支払いは買収となる恐れが高いとしている。適用された場合は3年以下の懲役、もしくは禁錮または50万円以下の罰金に処され公職者は当選無効や公民権停止となる。
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2年連続3度目のMVPを満票で獲得したドジャースの大谷翔平だが、プレーだけではない。スタジアムでも外でも大活躍した大谷のもう一つのMVPとは。MLB史上初「50−50」と前人未到の記録を刻んだ今シーズン。大谷翔平が人々に残したのは衝撃や熱狂だけではない。大谷が触れただけのものでもメジャーリーグのオークションに出品され、例えば、折れたバットに数百万円台の値がつくこともある。3度目の満票MVPを獲得する歴史的な活躍の裏で、大谷が大きく貢献していたのがチャリティー。その最たる例が、今年5月ドジャース主催のチャリティーイベント「ブルーダイヤモンドガラ」。大谷が加入し注目を集めた今年集まった寄付金の総額も去年より2億1000万円以上増えた。大谷自身も口にしていたチャリティーへの意欲。現地メディアによるとドジャースへ入団する際には毎シーズン、年俸の1%以下を球団の慈善団体に寄付すると約束。さらに、ある試合前の舞台裏では。スタジアムに招かれた小児心臓病を患う少年にサプライズで会いに行った大谷。握手やサインをするだけでなく、さらなるサプライズを用意していた。病と闘う少年に始球式をプレゼント。この夢舞台は、大谷自ら球団に打診して実現した。大谷が口にした子供たちへの思い。これまでにも、拡張型心筋症を患っていた赤ちゃんに大阪まで実際に会いに行ったことも。
大谷翔平が行ってきた子供たちへの慈善活動について、野球専門メディア「フルカウント」MLB担当・小谷真弥記者は「2019年に拡張型心筋症を患っていた赤ちゃんに大阪まで実際に会いに行った」と話す。さらに、2021年大谷がMVPを獲得した際には、賞金の全額を病気の子供を持つ家庭を支える慈善団体に寄付していた。昨日、その団体の方を取材。MVPをはじめメジャーリーグの賞を総なめにしてきた大谷。小谷記者は、こんな期待も寄せた。「慈善活動をするとMLBのロベルトクレメンテ賞というのが“MVPに匹敵する賞”ともいわれているので大谷が選ばれるというのも見てみたい」。日本のプロ野球選手でもチャリティーやってる方たくさんいるが特に米国は地元のために根付いている。八代弁護士はチャリティーの精神がどれだけ多くの人を元気づけているかということだと思うなどとコメント。
過熱の一途をたどる中学受験で今、増えているという中国の子供たち。なぜ日本での受験を目指すのか。密着取材で見えてきたのは中国の子供たちの過酷な現実だった。今月、大阪市内のとあるビルで行われていたのは、中国人による中国人のための、ニッポン“お受験”講座。実は今小学生などの子を持つ中国人がこうして日本のお受験戦争に参戦している。講師を務めていた陳さんは言う。陳さんも2人の子を持つ父親だ。勉強机はキッチンの目の前。両親はいつでもその周りで待機し、勉強の進み具合をチェック。ちなみに今解いていた問題は。中学2年レベルの数学。実は息子は小学3年生。しかも、家族は一昨年中国・福建省からビザを取得し来日したばかり。そこから日本語を覚えた息子は日本語の問題集を解くだけでもビハインドのはず。なぜ子供にそんな思いをさせてまで日本での教育を選んだのか聞くと。来日の理由は日本の教育システムが子供に優しいからだ。確かに昨今、中国では深夜になっても宿題が終わらない子供たちの姿がSNSで話題となっている。
大学時代に日本に留学し、現在は上海で小学5年生の子供を育てる孫さんを番組が取材。“処刑”とはみんなの前で怒られることだという。しかも、中国では小学校でも7時間授業が普通で帰りは夕方なのにもかかわらずだ。孫さんに娘の日常を撮影してもらうとまず、学校からの帰宅は本当に午後5時35分。食前のわずかな時間も宿題に充て、途中、食事と動画視聴タイムを約50分挟んだものの、やってもやっても終わらない宿題の山。こうして全てが終わったのは9時半だったがこれでもいつもより相当早い。だからこそ、子供を連れ一家揃って日本に来た陳さんが言っていたのが、「日本で中高一貫高に合格すれば気持ちが楽になる」。とはいえ、成績について語り合う親子何だか、とても楽しそうだ。ちなみに、息子が通うトップクラスの進学塾内での偏差値58は、もう少しで関西の有名進学校が狙えるレベル。日本ならお受験地獄と言いたくなる光景が優しいと語られる皮肉。
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日本なら“お受験地獄”と言いたくなる光景が“優しい”と感じていた中国人一家は東京にもいた。趙さんと43歳と大学で日本語を学んでいたという妻の夏南さん家族。朝6時すぎ小学1年生の息子は、まだ夢の中。息子が目覚める前に朝食を作るのが父趙さんのルーティンだ。6時35分目を覚ましたエンイ君。まだ来日して2年のエンイ君は日本語で答えてくれた。彼の日課は起きてから10分後に始まる中国語の朗読から。眠さをこらえて朗読を終えると。今ではエンイ君の方が日本語の先生に。7時10分、食事が終わると再び机に向かい。毎日、日本語の絵本を1冊音読。しかし、朝のルーティンはまだ終わらない。7時40分、今度は。英語のオンライン授業が始まった。こうして8時10分の登校時間までに3つの勉強を終えるのだがそんなことができるのも。そう語る夏南さんの仕事は、日本にある中国系IT関連会社でのテレワーク。夫の趙さんもまたオンラインなどでの占いを生業にしている。2人がテレワークにこだわったのは、もちろん息子エンイ君の勉強をいつでもサポートできるようにするためだ。これほど教育熱心な趙さん夫妻だが中国の受験戦争にはついていけない。中国の大学入試は「高考」と呼ばれ受験生を乗せたバスは沿道を埋め尽くす人々や太鼓からチアリーディングまでが送り出す一大イベントになっている。そもそも日本の高等学校等への進学率は約99%と多くが進学する計算だが、中国では高校進学が半分だという。
子供の中学受験のために日本にやってきた趙さん家族。中国では、高校に進学できるのは約半分なのだと趙さんは言う。高校進学の時点でこれほどの厳しさ。さらに、これが大学受験となると。受験年齢の人口が約1600万人もいるのに対し、4年制大学の定員数が478万人と約3割しか大学へは進めない。そんな過激な競争の結果として、趙さんは「小中学校の段階で勉強時間が増え遊ぶ時間は益々減っている」とコメント。そんな実情を映してか超進学校の様子をアップしたSNSでは体育の授業中も教科書を手放さない姿や昼食の時間も。全員起立し、大声でテキストを読み上げるという冗談のような光景まで。そんな教育システムに背を向け日本に移住してきた趙さんは言う。と、父親が思えば思うほど不思議と子供の成績は伸びていき。今では国語も1年生にして、2年生の文法を学んでいる。そんな父親の願いを受け、日本でのびのびと成長している息子。
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スタジオの金子恵美は日本も中学受験で熾烈な競争があるのに、それでも日本の方が緩やかだというのが目からうろこなどと話した。
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1週間の主なニュース予定が伝えられた。
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