- 出演者
- 宮根誠司 藤本万梨乃 石戸論 奥原ゆきの
オープニング映像。
今月6日に転倒して骨折し、手術を受けられた上皇后・美智子さまが今日退院された。
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- 上皇后美智子
先月26日、福島県白河市でカメラが捉えた世にも奇妙な1枚。夜の闇に赤く染まった空が不気味に浮かび上がっている。許可を得てドローンを飛ばすと、長さ300mは有ると見られる建物の赤く光る屋根。正体はトマト農園だった。年間900tは栽培しているとのこと。赤い光は光合成を補うためにLEDを点灯して栽培しているという。赤いLEDライトは約5000本。先月末から本格的にLEDライトを導入。今年は台風や大雨の影響が懸念されてきたが、赤いライトで成長を維持。ライトが赤いのはトマトの光合成を促進し成長を維持するため。LEDライトの使用期間は9月末〜来年1月の予定。
コーヒーは1杯1000円でも良いのに、何故お茶はタダなのか。“無料”のお茶を1杯“5000円”で売り出したところ大反響。名産品のお茶に常識を覆す方法で新たな価値を見いだしたお茶農家の逆転物語を紹介。佐賀県嬉野市の茶畑にポツンと佇む茶塔。その席でこの日3人の客が煎茶を楽しんでいた。使われる茶器は肥前吉田焼。その美しい器で2杯目は和紅茶。3杯目はワイングラスでレモングラスフレーバーの焙じ茶が振る舞われていく。その3杯でお値段は1万5000円。「茶空間体験」の利用者はここ3年でうなぎ上り。地元の茶畑で地元のお茶農家が自らお茶を振る舞い、様々な屋外茶室で本当に美味しい3杯を味わう「茶空間体験」。こんな企画をプロデュースし、PVまで作ったのは、佐賀県嬉野市の有志たち。言い出しっぺは地元老舗旅館の3代目。
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日本三大茶処は京都・宇治、埼玉・狭山、静岡で、今回の舞台である佐賀県嬉野市は一見その中にも入れないかのようだが、実は今年行われた全国茶品評会で産地賞1位（蒸し製玉緑茶の部、釜炒り茶の部）に輝くなど、まだ世に知られざる実力派。和多屋別荘・小原嘉元社長は旅館を継ぐ前、コンサルタントとして全国80軒以上の旅館再生に携わった、事業再生のプロフェッショナル。2013年に家業の社長に就任すると、地元・嬉野の現実に愕然とした。小原は「（茶葉の）単価の設定というのはみんな持っているんですけど、ドリンクになった瞬間に全てタダになる。料理の時は生ビール、日本酒は有料で提供するのに“お茶下さい”とお客様が仰れば当然仲居はお茶を入れて無料で提供する」と話す。小原はプレゼン資料を作り、若手の茶農家に声を掛けた。小原は「1杯1500円で売りたい」としているが、茶農家は衝撃を受けた。結局、菓子付きで1杯800円に収めたが腑に落ちなかったという。
多くの農家が北野と同じ思いを胸に集まった「うれしの晩夏」の初日。用意した二十数席はすぐに満席。朝から途切れることが無い客が押し寄せ、行列を見て諦めて帰る客まで出た。3日間で集まった客は320人、売り上げは約80万円。2016年、「うれしの晩夏」を成功させた小原は、2018年に「茶空間体験」をスタート。3人のお客は静岡県掛川市から視察に訪れた。小原は次の一手を模索し始めている。
これからは3杯3万円まで上げていきたいという、和多屋別荘・小原嘉元社長の本当の狙い。「茶畑があることで私たちのツーリズムは成功するので、いわゆる景色代。単価を上げた分を我々が作ろうとしている茶室から見渡す限りのお茶の生産者に均等割をしていこうかなというふうに考えている」と話す。今後増やしていく茶室は、全てのお茶農家に恩恵を受けてほしいとしている。
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ここまで、佐賀県嬉野市のお茶についての取り組みを紹介。肥前吉田焼の分野でも観光客を窯元に招くなどの取り組みを行っているなど、「今あるものの見方・切り口を変える」という地方創生の新たな方法を進めていると奥原は分析。
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パリ五輪陸上女子やり投で金メダルを獲得した北口榛花が、地元の北海道旭川市で凱旋パレードを行った。制作協力：北海道文化放送。詰めかけた約4万8000人の大声援にハートポーズで応えた。
日本全国の気象情報。
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来週の主なニュース予定を紹介。14日：大学三大駅伝開幕戦・出雲駅伝開催、15日：衆議院選挙公示、20日：上皇后美智子さま90歳の誕生日。
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「オクラ〜迷宮入り事件捜査〜」の番組宣伝。