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「和多屋別荘」 のテレビ露出情報

日本三大茶処は京都・宇治、埼玉・狭山、静岡で、今回の舞台である佐賀県嬉野市は一見その中にも入れないかのようだが、実は今年行われた全国茶品評会で産地賞1位(蒸し製玉緑茶の部、釜炒り茶の部)に輝くなど、まだ世に知られざる実力派。和多屋別荘・小原嘉元社長は旅館を継ぐ前、コンサルタントとして全国80軒以上の旅館再生に携わった、事業再生のプロフェッショナル。2013年に家業の社長に就任すると、地元・嬉野の現実に愕然とした。小原は「(茶葉の)単価の設定というのはみんな持っているんですけど、ドリンクになった瞬間に全てタダになる。料理の時は生ビール、日本酒は有料で提供するのに“お茶下さい”とお客様が仰れば当然仲居はお茶を入れて無料で提供する」と話す。小原はプレゼン資料を作り、若手の茶農家に声を掛けた。小原は「1杯1500円で売りたい」としているが、茶農家は衝撃を受けた。結局、菓子付きで1杯800円に収めたが腑に落ちなかったという。
多くの農家が北野と同じ思いを胸に集まった「うれしの晩夏」の初日。用意した二十数席はすぐに満席。朝から途切れることが無い客が押し寄せ、行列を見て諦めて帰る客まで出た。3日間で集まった客は320人、売り上げは約80万円。2016年、「うれしの晩夏」を成功させた小原は、2018年に「茶空間体験」をスタート。3人のお客は静岡県掛川市から視察に訪れた。小原は次の一手を模索し始めている。
住所: 佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙738
URL: http://www.wataya.co.jp/

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