都内で3人で暮らす家庭は、料金プランを見直し、夜間は1キロワットアワーあたり10円以上割安になるプランに変更した。カーテンで冷気を確保するなどの対策で、電気代を約1万円に抑えることができ、約3000円の節約になったという。4人家族の女性は、エアコンの使用は家族4人がそろったときだけで、1人でいるときは商業施設などで涼むという。夜の割引プランに変更し、全員のスマホの充電を夜間に集中するなどして、月額約8000円に節約しているという。ふるさと納税では、自治体に寄付することで返礼品として電力をもらうことができる。電力会社を変更することで、東京でも受け取りが可能。岡山・西粟倉村に3万円の寄付をした場合、9000円分の電気料金の割引を受けることができる。ふるさとチョイスによると、返礼品としての電力は、前年比で1.8倍の人気だという。政府は、8月から電気とガス料金の補助を再開すると発表した。ガソリンの補助金も年内継続の見通しだという。9月の自民党総裁選を見越した対策ではないかとの見方もあるという。