9月から蚊が活発化するため、注意が必要だという。蚊が活発になる気温は、25~30℃。東京では、この2ヶ月で30℃を下回った日は8日間で、54日間は30℃を超えていた。9月に入ると、最高気温が30℃を下回る日が増え、秋雨などで水たまりも増えるため、蚊が増える。ヒトスジシマカとアカイエカという種類の蚊が増える。ことしは、5・6月に増殖期を迎え、7・8月は猛暑で活動が減り、9月に再び増殖期を迎える。秋の蚊は、タマゴを多く生むためにより積極的に血を吸おうとして、人を執拗に追いかける兆候もあるという。白井は、蚊が多くなると、生き残る蚊も多くなるため、10月下旬以降も注意が必要な可能性もあるなどと話した。今夏は、雨の日が少なく、水たまりが少なかったことや、水たまりがあっても猛暑ですぐに蒸発していた。蚊は、タマゴから成虫になるまで、水中で約10日間かかる。自宅のバケツなどは、週1回は確認して水を捨てるといい。対策としては、ゆったりとした服を着たり、家に入る時にフェイントをかけたりするといいという。白井は、玄関から3~4m下がって、蚊をおびき寄せてから、ダッシュで入るといいなどとし、蚊は風に弱く、うちわなどで自分に風を当てておくといいなどと話した。