2011年に設置が義務化された住宅用火災警報器。戸建ての人は設置してからそのまま点検したことがないという人がほとんど。都内では去年住宅火災で82人が死亡しているが、その半数が火災警報器未設置か使えない状態だったと見られる。電機切れの場合はん何もしなくても鳴る状態だという。故障の場合はこの音も鳴らない。点検は難しそうということで元消防署長の坂口さん教えてもらった。まずはどこに設置しているのか。東京都の場合は基本的には各部屋。それと階段も上った上の階。そこに設置が義務付けられている。点検のやり方について坂口氏は「押すタイプでできるものはボタンを押すと正常ですという。それは電池切れ・故障もないということ」などコメント。点検はわずか4秒だった。他にはひものタイプも。こちらはひもを引っ張るだけ。正常であれば正常を知らせる音声などが流れるがすぐに消える。マンションなど集合住宅では半年に1回立ち入り点検を行っている。火災報知器が作動していても火事が起きてしまったときがある。その際には消化スプレーなどを用意しておくことも重要だという。設置場所は火元から2m以上離し、部屋の中心に置くといいという。