今の小中学生は英語の学習方法についてそれぞれがタブレットを使ってアプリで学習している。渋谷区全ての中学校ではAI英会話アプリ「ELSA」が導入、AIが生徒に1人1人にあわせて文章を作成し発音を採点してくれる。教師は「35名近くそれぞれ違う課題を持つ生徒に同時に指導ができ、瞬時に全員にフィードバックができ効果的」とした。自分の上達を感じると普段の授業にも積極的になるという。さらに5年前から小学校5・6年生にも英語の授業が始まっている。「マグナとふしぎの少女」という教育アプリはバトル中にうまく英語を発音すれば敵に大きなダメージを与えられる。6年生では「マグナとふしぎの少女」英会話版で英会話が学べる。マグナとふしぎの少女を開発したミントフラッグ代表取締役山中裕斗さんは「マグナのアプリは学校で一度使用停止になった。流行りすぎてチャイムが鳴っても次の授業がなかなか始められない状態になった」と話した。マグナとふしぎの少女はもともと家で遊ぶために作られたものだったが子どもたちから復活を望む声が大きく、プレイ時間などを制限した学校版をリリース、現在全国で40校が導入している。
AIアプリを2週間使ったら英会話はどれくらい上達するかを検証した。町や外国人客の対応をするホテルスタッフなどもスキマ時間にアプリで勉強しているという。AI英会話アプリは国内で約数十個あり、原さんは2024年国内最もダウンロードされたDuolingo有料版で挑戦した。2週間後再び講師に見てもらうと得点があがり、止まることが少なくなったなどと評価されていた。