きのう都内で行われた学生向けの合同企業説明会に登場したのは面接官ガチャ。元々は運任せで面接官が決まることを批判する言葉だが、オープンハウスは採用の常識を覆そうと今年から驚きの取り組みを始めた。紙に書かれたコードをスマートフォンで読み込むとプロフィールなどが記載された面接官の一覧が表示され、学生が面接官を選ぶことが出来る。レアな当たりが入っている、これが出ると一次面接が免除される。今春卒業予定大学生の就職内定率は先月の時点で92.6%と過去最高。バブル期を彷彿とさせる売り手市場。バブル当時の会社説明会では有名人のゲストによる討論会や海外旅行のプレゼントなどのイベントも盛りだくさん。優秀な人材を確保するため、オープンハウスは初任給33万円を36万円に引き上げているが同業の大和ハウスも25万円の初任給を35万円に引き上げるなど、今年は初任給を引き上げる企業が相次いでいる。